新人に「学び方を学ぶ」機会をどうやって用意するか？
- 2018.11.18
- 人材育成
《ダイジェスト》
もうはるか昔となりますが、自分の新入社員時代を思い返して、現在の新卒の受け入れを考えると、時代は様変わりしたと感じます。受け入れ方が、どの会社も丁寧になった、と言うべきでしょうか。それによって、不要な不安やストレスは軽減されるのでしょから、いいことかと。その新人の育成に、スタートダッシュに何が必要なんでしょうか？
―――ゴールを見ているウサギ １３９２号―――
＜＜＜「人が集まる美容室」＞＞＞
発行者 コンプラット代表 菊池研
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美容業界で、
５１００日以上に渡って
売上拡大、人材育成、集客
経営計画、出店支援、採用
離職率対策、新人育成・・・
などをテーマに、
累計３０００社以上の
サロン様と取り組んで参りました。
この記事は、そんな菊池研が、
「人が集まる美容室」をテーマとして、
美容室、サロン経営者の方、
経営幹部の方々や業界関係者の方に、
「採れない」
「育たない」
「続かない」
の”３ナイ”を解消するための
きっかけ、ヒントになればと、
気づきを毎日お送りしているものです。
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目次
■ 菊池研の近況
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金曜日の夜、京都市の奥、亀岡に宿泊。
そのまま、土曜日は、亀岡散策を。
城下町だったいう界隈を歩きました。
観光案内所併設のカフェに寄って、
亀岡祭の話題を聞きながら過ごし、ランチを食べて。
京丹波と亀岡。近所なんですが、
日常では、いつも通過している街が亀岡。
城下町ということは聞いていたんですが、
立ち寄ることもなく、今日まで来ました。
かの有名な明智光秀ゆかりの土地。
これも、高速道路を走っている時に見て知っていたんですが。。。
２０２０年の大河ドラマは、
明智光秀が取り上げられるそうですね。
盛り上がると亀岡も賑やかになるのかな。（笑）
昨日の町歩きは、ひっそりとした
秋の城下町を楽しみましたが、
活気があれば、それそれで楽しいですしね。
私の地元は姫路なので、
黒田官兵衛が取り上げられた時は、大盛り上がりでした。
大河の力、すごいですからね〜（笑）
昨日の移動距離：58.2㎞
2018年合計移動距離：57042.2㎞
となりました。
◆そろそろ内定者も決まって、
離職対策も加味し、成長のスタートダッシュも加味して、
新入社員の育成を検討されているかと思います。
そこで、
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＊先々のご予定の参考に。
ここから本題に。
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■ 本題：学び方を学ぶ
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《 私の、遠〜い新入社員時代 》
◆私も新入社員だった時代がありました。（笑）
遠〜い昔のことですが。。。
約２２年ほど前。
紆余曲折があっての入社でしたが、
配属先が神戸か京都か、ギリギリまで決まらないという状況で、
結局、姫路の実家から神戸に研修に通うというスタートでした。
よく始発の電車で神戸まで出勤しましたね。
始発に乗るとなると、家を出るのは５時頃。
てことは、起きるのは４時頃。。。
大学生活で朝４時、５時まで起きていることは慣れていましたが、
その時間に毎日起きて通勤するのはヘビーなスタートでした。（笑）
入社して、研修期間があって、（確か２週間くらいかな）
そして、配属が京都店となって、急遽、住処を探すという・・・
なんでも、急に決まる会社でした。
入社した年の８月末に、
来週から東京に１ヶ月出張して、
その後、仙台に転勤をしてくれ
と業務命令を受けた時も、
「お〜、すげ〜、これが転勤か〜」って
その有無を言わさないスピード感に感動した方でした。（笑）
そして、奇遇にも、その業務命令を受けたのは、
私の誕生日の８月３０日だった、という・・・・（笑）
そんな新入社員のスタートだったのですが、
いまの新入社員の受け入れは、私の時代に比べると
相当、ソフトランディングになっているのが素敵だと思います。
《 新入社員のスタートダッシュを考える 》
◆いまの時代（サロンは特にでしょうが）
配属店舗も、かなり前もって決まる会社が多く、
家探しもゆとりを持って、家族でできるのがいいですね。（笑）
私なんて、新人の京都の時は、
部屋を見ないでチェーンの不動産屋で決めましたし、
仙台転勤の時も、東京からの日帰りで、
確か２、３箇所を見ただけで決めた記憶があります。
それでも、うちの親も含めて、
「そんなもんでしょ」って時代だった。
今となってはいい思い出ですが、
結構鮮明に覚えていますから、それそれで、
当時の年齢の私には、ストレスだったでしょう。
いかに通勤するか、いかに部屋を見つけるか。
そんなことに入社時のエネルギーを取られるのは、
当たり前ですが、生産的じゃない。
過保護にして甘やかす必要はないですが、
不要なストレスや苦労は、する必要がないと思います。
もっと必要なところで、負荷をかけ、ストレスをかけるべきでしょう。
負荷、ストレスは筋トレです。
それなくして、成長はありませんから。
《 理念教育は自社で、体験学習は社外で 》
◆私の頃の話を書いても、
ただの昔話でしかありませんが・・・
そんな自分の新人の頃の気持ちを振り返りつつ、
現在の新入社員教育などを考えていると、
社内研修と社外研修の使い分け
ということに、私なりの一つの答えが見えてきます。
私は受けることありませんでしたが（苦笑）
会社の価値観、会社の事業価値の伝達など
いわゆる
理念教育
は社内研修や日常でやることでしょう。
当たり前ですが、社外の人が伝達することはできないテーマ。
対して、どうやって自己成長をすればいいか、
セルフマネジメントだったり、体験学習のサイクルだったり、
学び方を学ぶのは社外研修
でもいいでしょうし、
他社の新人と学び合うことで、視点が広がり、
効果が見込めるものでもあります。
もちろん、会社の先輩、上司、幹部も
その内容は理解している前提が必要ですが。
技術や知識を教える。
接客や仕事への考え方を教える。
もちろん、理念や事業価値を教える。
これらは、社内でやっていいものですが、
学び方を学ぶ
のは社外研修が効果的ではないかと思うのです。
ぜひ、新人の育成の方法、学んで見てください。
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■ 編集後記
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私が新卒で入った会社は、
新人研修というのは、実地研修のみでした。
しかし、良かったのは、
その会社の仕事自体が、
学ぶことが仕事
の一環だったといこと。
おかげで、体系だった知識もしくは、
知識の仕入れ方などを業務の中で習得することができました。
言い換えるならば、
学び方を学んだ
という１社目の経験だったと思います。
その後の私の人生に大きな力となったのは言うまでもありません。
新卒に、
学び方を学んでもらう
そんな機会を、どうやって用意するか。
これも、この時期考えるテーマの一つですね。
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