美容学生むけの会社案内。「これでいい?」のチェック方法

美容学生むけの会社案内。「これでいい?」のチェック方法

《ダイジェスト》

新卒採用に取り組んでいるサロンさんは、会社案内をお作りかと思います。「うちの会社案内なんですけど、内容を見てもらえませんか?」とチェックをお願いされました。採用はマーケティングだと思いますので、会社案内も学生のニーズを踏まえているか、が一つのチェックポイント。他にも、ペルソナについてもチェックする必要があります。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1836号―――

発行者 菊池研

プロフィール

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 本題:会社案内、これでいいのか?チェック方法

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《 会社案内って意味あるの? 》

◆昨日、とあるサロンのオーナーとお話しする機会があり、
「会社案内チェック」を依頼されました。

いまお作りになっている会社案内の内容をどう思うか?とのこと。
また、その会社案内を全学校に送ろうか、迷っているとか。

そんなご相談。

皆さんは、新卒採用の活動の中で、
会社案内、どのように使っていますか?

うまく活用できていますか?

会社案内なくてもいいのではないか?

そんな声を聞くこともあります。

が、

「会社案内は必要」

です。(笑)

自分の息子さん、娘さんが就職をしようとしているとして、
会社案内のない企業への就職を検討しているとしたら、
ちょっと不安じゃないですか?

また、皆さんのサロンのことを、
先生が学生に説明する機会があるとして、
会社案内がないと、さすがの先生も説明し辛くないですか?

と考えると、
会社案内が必要であることは、ご理解いただけるかと。

ただ、「どう使うのか?」という
活用方法、大げさにいうと戦術の中に、
会社案内を位置づけていないと・・・

「作ってみたけど、必要だったの?」

という感は拭えないかと思います。

これも、採用マーケティングの一部です。

 

 

《 学生が求めていることから会社案内を考える 》

◆会社案内に限らず、他のチラシやHPや、
時にランディングページや・・・なども同じですが、

マーケティングという視点で考えると、
「顧客が求めていること」を起点に考える必要があります。

採用の場合は、顧客は、学生のこと。

いまの学生、何を求めているのでしょうか?

しっかりと知りたい方は、
こちらのセミナーを聞いていただければと思いますが、
https://complat.buyshop.jp/items/26112266

大きな要素でいうと、

・早期デビュー
・初任給や休日

この2つ。
これに加えて、

・人間関係
・美容追求のアツさ

が、議論のあるところ。

早期デビューや初任給、休日の内容は、
会社案内の範疇を超えますが、

しかし、整備ができているのに、
会社案内であまり目立たない・・・というケースも見かけます。

 

 

《 ペルソナに向いているか!? 》

◆では、あなたのサロンの会社案内が、いまあるとして、

「果たして、これでいいのか?」

をチェックするとなると、
どこに着目すればいいのか?

上記のような、学生の傾向、
求めていることを踏まえることも大事ですが、

一番は、

「この会社案内を見て、『いいね!』と思う学生はどんな学生?」

という視点で会社案内を見直すか、
客観的に見るのは難しい場合も多いでしょうから、
この視点で、スタッフさんや、
社外の人に尋ねてみるのが、一番のチェック方法。

この質問への回答が、
自社のペルソナと同じであれば、問題なし。

だけど、「わからないな〜」という回答だったり、
ペルソナとは違うタイプの回答がある場合は、

その会社案内、ちょっと見直しが必要かも・・・

ということになります。

ぜひ、チェックしてみてください。

同じ手法は、会社案内以外でも使えます。

 

 

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   編集後記

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ペルソナ。

ターゲットと言ってもいいですが、
採用マーケティングでいうなら、
ペルソナも戦略の一部です。

マーケティングは順番が大事。

戦略が一番で、次が戦術です。