手あれは、個人の問題か、企業の問題か?
- 2022.10.19
- 手あれと経営
「手あれ」は、個人の問題?
◆「手あれ」の問題について、
続けます。
本日のテーマは、
「手あれ」は個人の問題か、
企業の問題か
ということ。
◆私、菊池の考えを
結論から言うと、
「手あれ」を企業の問題として
取り上げると見え方が変わる
ということ。
その理由を
お伝えしたいと思いますが、
まずは、
「一生手あれしない習慣」
プロジェクト
へご参加の企業経営陣の
インタビューを(まだの方は)ご覧ください。
(3分56秒です。)
企業規模、有名サロン、関係ない
◆手あれ予防のための
「ハンドローション for プロフェッショナル」
という商品、
EC販売を昨年11月からしております。
こちらがECサイトです。
https://noteare.theshop.jp/
ご注文の送付先を見ていると、
(大半は、おそらくご自宅ですが)
中には、
有名サロンの店舗が送付先という
ケースもあります。
誰もが知っている企業名が
数社でてきます。
もちろん社名は、
決して公表しませんが、
企業規模とか、
有名サロンとか関係なく、
現場で「手あれ」に悩む美容師さんが
いるんだということを感じます。
企業の問題とする方がプラスが多い
◆いろいろな経営者の方と
「手あれ」について、話す中で、
議論の論点となる一つが、
「手あれ」は
個人の問題か、
企業の問題か
ということ。
これについて、
いま、私、菊池は、
企業の問題として扱う方が
企業のプラスになる
と考えています。
美容学生の不安解消になる
◆「手あれ」は、
美容学生が就職後の不安の一つに
あげるくらいのものであり、
インタビュー動画にもありますが、
うちには手あれしないカリキュラムがある
と言えることは
「採用競争力」を高める一手となります。
お客様を安心させられる
◆また、お客様の声でも、
手あれがひどい美容師さんを見ると
使っている薬が悪いのかと思う
といった声があったりします。
グローブ着用をアピールするのではなくて、
「誰も手あれしていない」状態を
社員の中で作ることが
お客様の安心にもつながることがわかります。
会社の風土も、健康へシフトできる
◆また、社員にとっても、
「手あれ」が不安なら
これいいから使ったら?
と商品を勧められるよりも、
誰も手あれしないために、
社内環境が作られている
という方が、
「自分だけ」という後ろめたさもなく、
さらには、
手あれしていない社員にも、
会社としての
社員への愛を伝えることができます。
◆そして、
これもインタビュー動画にありますが、
手あれ不安や、悩みから
社員を解放することで、
集中するべき業務や練習に
集中できる環境を作れる
といったことは、
組織の生産性向上の基礎となります。
まさに、昨今、社会で言われる
「健康経営」や「フェムテック」に
通じる、あるいは、類することかと。
企業の問題にした方が、プラスが多い
◆と考えると、
「手あれは個人の問題」と
片付けてしまうこともできますが、
発想を変えて、
「手あれは企業として取り組む問題」
と取り上げることで、
美容学生や顧客、社員からの
企業の見え方がガラッと変わる。
そのように思うのですが、
いかがでしょうか。
ご興味、共感をいただける方は、
会社として、
「一生手あれしない習慣」への取り組み、
一緒に考えてみませんか。
こちらから、お問い合わせも可能です。
https://noteare.hp.peraichi.com/lp
-
前の記事
【無料セミナー】「手あれ」と経営 2022.10.18
-
次の記事
昭和とも、平成とも、「社員の健康」の位置付けは変わった 2022.10.26