新卒が採れるサロンは、なにをしているのか?

新卒が採れるサロンは、なにをしているのか?

《ダイジェスト》

新卒採用が、今年は、ちょっとラクになるかも?そんなことを言われておりますが、しかし、流れとしては、少子化、店舗増は変わっていないので、採用が困難であるトレンドは、大きくは変わらないのでしょう。美容業界の新卒採用、見方を変えると、チャンスは拡大する一方であるとも言えます。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1956号―――

発行者 菊池研
プロフィール

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 本題:採れるサロンは、何をしているか?

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《 採れるサロンの傾向 》

◆新卒採用が
できるサロン
できないサロン。

採用目標を、
達成するサロン
未達に終わるサロン。

 

これらの違い、
傾向というのは、
時代とともに変わってきました。

 

きちんと精査したワケじゃないですが、
かつては、

 

  ・美容学校とツテがある

 

ことが、
採用できる決め手として、
大きな比重を占める
時代もありました。

例えば、先生と師弟関係にあって、
「毎年決まった人数を回してくれる」
なんてことが行われていた時代です。

まあ、40年とか、
それくらい前のことでしょうか。

 

次に、

 

  ・業界で名が通っている

 

ことが決め手になる時代も。

業界内外で、
サロンがブランドとして、
メディアに出る。
そんな時代の到来。

 

おそらく、その次が、

 

  ・就職メディア、イベントへの露出

 

美容学生向け就活イベントに
ブースを構えて認知を広げる。

美容学生が読む求人誌に
掲載して認知を広げる。

そんな時代。
20年ほど前から始まったこと。

 

そして、ここ数年、

 

  ・SNSで発信している

 

ツイッターやインスタ・・・
ここで認知を広げていく。

これがうまくできていることで、
美容学生が採用できる傾向が出てきた。

おおよそ、
このような傾向ではないでしょうか。

 

 

《 チャンスは広がる一方 》

◆こう並べてみると、
新卒採用のチャンスは、
拡大する一方だということに気づきます。

 

大変になっている側面があることは、
もちろん、よくわかっております。

が、もう一つの側面があるとすれば、
学生へのリーチ、接点は
拡大の一方であるということ。

 

かつては、
学校とのツテだけだったのが、

それに加えて、
メディアが出て、

さらに、就職イベント、媒体が出て、

次に、無料で使えるSNSが出て。

 

コロナ年の今年だけに限らず、
まずは知ってもらわないと
始まらない採用活動ですが、

その知ってもらう機会は、
どんどん増えているワケです。

 

この側面からみると、

 

  チャンスは広がる一方

 

と言えるのではないでしょうか。

 

 

《 チャンスがないと感じるとすると? 》

◆それでも、
もし新卒採用において、
チャンスがない、と感じるなら、

それは、

 

  リーチ、接点を
  生かす行動をしていない

 

からではないでしょうか。

 

・学校とのツテ
・メディア
・就職イベント、メディア
・SNS

 

といった
増える一方の
学生との接点を生かす。

接点を生かす行動をしているか。

 

これが、
新卒が採れる、
採れないを分けている、と感じます。

 

と、採用活動が
競争激化で困難になってきたことは、
重々知っている上で、

しかし、見方を変えると、
焦点を当てる側面を変えると・・・

ってことを考えていただきたく、
書いてみました。

 

 

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   編集後記

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オーシャントーキョーの高木さんの動画。

 

中に、「本物」って言葉が
なんども、何度も出てきます。

本物だけが残れる。

とするなら、
本物を目指すチャンスですね。