オンラインでの新卒採用。「どのツールを使うのがいいのだろか?」を考えてみる。

オンラインでの新卒採用。「どのツールを使うのがいいのだろか?」を考えてみる。

《ダイジェスト》

新卒採用は中止。人数を減らして継続。何名採用できるかわからないから、内定は出さないけど、出せる状態で流動性を確保したい。いろいろなお考えが出てきております。中止以外の選択をするのであれば、いまはやはりオンラインでの新卒採用の活動。と言ってもですよ、インスタ、youtube、zoom・・・どれを使うのか。ここを考えてみましょ。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1917号―――

発行者 菊池研
プロフィール

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 本題:オンラインでの新卒採用に適したツールは?

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《 具体的なことを考えてみよう 》

◆ここのところ、「変化の先頭に立つ」という
考え方というのか、スタンスというのか、
この時勢で必要と、私が勝手に思っていることを
中心に書いておりましたが、

本日は、オンラインガイダンスや、
オンライン、動画を活用しての採用活動を
模索するきっかけになればと考え、ちょっと具体論へ。

 

今年の

 

  新卒採用は中止

 

と決めたサロンさんもありますが、
多くのサロンさんは、

 

  人数は縮小しても採用はする

 

というスタンスですね。
今のところは。

 

ただ、慎重な姿勢であるサロンさんが多い。
サロン見学の受け入れまではするが、
まだ内定は出さない、と決めている話も聞きます。

 

そりゃそうです。
出店がどうなるか、既存店すらどうなるか、
まだまだこれからの財務次第でしょうから、

 

当然、採用の人数についても、
流動性を高めておきたい、という時期かと。

 

ですが、流動性を高める、というのは、
採用人数が必要となれば、
 すぐに内定を出していける状態でしょうから、
学生との接点は、作っていく必要がある、と言うこと。

 

となるとですよ、

 

どうやって、この状況下で、
学生と接点を作っていくのか?

 

が、リクルーターの方々、
人事の方々の命題になってきております。

 

 

 

《 学生が使いやすいツールなら 》

◆スタンダードな考え方でいくと、
学生が使いやすいツールを使う、となりますから、

 

オンライン採用活動でのツールの主役は、

 

  ・インスタ
  ・youtube

 

この2つかと。

学生が就職活動において、
「どんなサロンがあるのか」情報収拾をするツールは、
インスタがダントツ一番です。

サロンさん側も、すでにリクルート用アカウントを
インスタに持っているのであれば、
(そこに学生のフォロワーがいることが必要ですが)

 

  インスタライブでガイダンス実施

 

がスタンダードな選択肢の一つですし、
そのガイダンスの様子は撮影をしておいて、

 

  インスタTV

 

にも、(編集をちょっと加えて)アップするのが、
一つの流れになっていくようにも思います。

 

対して、youtube
これも、学生には馴染みがあるツールですよね。
おそらく、テレビを見るよりも多くの時間、youtubeを見ているかと。

だから、ツール的には学生と相性がいいでしょう。
ただ、youtubeチャンネルを開設していて、
そこに学生のチャンネル登録者がすでにいます、と言うサロンさんは、
インスタに比べると少数派かと。

となると、インスタからyoutubeに誘導する、
このワンステップが、インスタライブよりも増えることになる。
(さほど高いハードルではないですが)

youtubeの良さは、ライブ配信だけでなく、
その動画を、収録し、掲載し続け、拡散するには適していることでしょう。

でも、拡散には向いているが、
どの学生が見てくれたのか、ログ、形跡を追うのが・・・
一工夫必要、というのはあります。

インスタライブは、人数には限りがあるようですが、
一応、誰がライブを見てくれたのか、確認ができるようです。
(インスタのアカウントがわかる、という意味ですが)

 

 

 

《 いま流行りのzoomは? 》

◆いま流行りのzoomは、どうでしょう?

zoomでハードルになると思われるのが、
(おそらくですが)まだ、利用している学生が少ないであろう。
ここですね。

だから、馴染みの薄いツールを使ってもらうハードルが生まれる。
これは、心理的には、大きなハードルかと。

 

じゃあ、オンライン採用活動に馴染まないか?

 

いや、これだけで切り捨てるのは、もったいないですね。
画面共有や投票の機能などもありますし。

 

使いやすいシーンで考えられるのは、

 

  美容学校の先生が介入してくれる場合

 

は、使いやすいのではないかと思います。
学生側に、ガイダンスに学生が参加するための、
リードする存在がいる場合は、馴染みの薄いツールというハードルは、
大きな問題にならないかと。

あとは、ガイダンスの次のステップですね。

サロン見学企画に相当するステップや、
面接、親御さんとの面談。

学生との関係性が、個別感が強くなり、
心理的な距離感が縮まるほどに、zoomが価値を持つのではないでしょうか。

 

ちょっと長くなってきましたが、
一旦整理すると、

 

 学生が個人で自由に視聴するケースでは、
インスタやyoutubeが適している

学校の先生などの第3者の存在があって、
オンラインの場のアレンジがされるのであれば、
zoomもいいだろうし、個別感はこちらほうがあるのでは。

 

こんなところではないでしょうか。

 

他にも、自社単独でオンラインガイダンスをやるのか、
お仲間サロンさん方とやるのか、
そんな企画の内容でも、ツールの向き不向きがあるかも。

インスタでのコラボ配信なんかは、楽しそうですよね。

楽しそうって、雰囲気も大事だし、
ちゃんとしているって、雰囲気も大事だし。

自社は、どっち。
どんなテイストでいく?

ここもツール選びに関わってくると思います。

 

 

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   編集後記

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京都の田舎。
いつになったら春になる?

そんな日々です。

昨日なんて、夜の7時頃は、外気4度。
おー、冬か!?って気温。

もうGWか、って時期に、
薪ストーブつけるのもね・・・ちょっと季節感ズレるなと。

寒さに耐えている春です。(笑)