「頑張りたくない」というスタッフに合わせて、未来がありますか?

「頑張りたくない」というスタッフに合わせて、未来がありますか?

《ダイジェスト》

「頑張りたくない」頑張れば給与が上がるとしても、頑張りたくない。そんな人が増えてきていますね。それでも企業活動は続く。では、「頑張りたくない」というスタッフに仕事の基準を合わせて下げるのか?もちろん、そんなことしちゃいかんです。それやると、できる人から辞めます。じゃあ、どうする?

 

 

 

―――ゴールを見ているウサギ 1762号―――
<<<「人が集まる美容室」>>>

 

発行者 株式会社Complat 代表 菊池研
http://complat.jp/

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美容業界で
5400日以上にわたって、

売上拡大、人材育成、集客
経営計画、出店支援、採用支援
離職対策、新人育成、幹部育成・・・

などなどをテーマに
累計3000社以上のサロン様と
取り組んで来ました。

そのプロセスで、
わたし、菊池研のミッションは、

「家庭をエンジンに、
夢に向き合うきっかけを発信する存在」

と定めて来ました。

この記事は、そんな菊池研が、

「人が集まる美容室」をテーマとして、

美容室、サロン経営者の方、
経営幹部の方々や業界関係者の方に、
気づきを毎日、お送りするものです。

「人」というのは、
人材のことだけではなく、
当然、集客のこともありますし、
社外の協力者というのも
大切な「人」に当てはまると考えます。

経営者、幹部が、各企業で、「人」の充実を図り、
自分自身も納得できる時間を過すために必要なこと。

それを考える「きっかけ」を
この記事を通して、提供できればと考えています。

 

*セミナー等にご参加いただいた方の感想はこちら。
200名以上の声を収録。
http://complat.jp/results/

 

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〈1〉 本日の気づきダイジェスト

 

厚生労働省によると、
2019年3月末で美容師免許登録者は、
約133万人だそうです。

で、実際に美容師として働く人は・・・
約53万人。

この差、約80万人、どこ行った?

人材難の時代ですから、
当然、この80万人に目を付ける業態が出てきます。

取り込むことができれば、
いま働いている美容師さんよりも母数がありますからね。

ですが、1年で3割、3年で5割、
5年で8割が辞めるという状態から考えると、

美容師という職業への第一印象が
あまり良くないままの方も多くいるかもしれない。

ここをクリアしつつ、
約80万人にアプローチできる道を見出したら・・・

まあ、ここ着目しますよね。

今後の、一つの焦点になるのかな。

 

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では、ここから本題に。

 

 

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〈2〉 本題:基準を下げちゃいかん

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《 頑張りたくないスタッフ 》

◆本日、幹部研修でお伺いしたサロンで、
参加されてた店長から聞いた話。

「頑張って、給与あげようよ」

って、店長が言ったら、

「給与欲しいとも思わないし、
頑張りたくないです」

と新入社員が答えたとか・・・(苦笑)

この新入社員をAさんとします。

このAさんと同様の、
頑張りたくないスタッフの存在は、
ちらほらと聞きます。

美容学校の先生が言うにも、
いまの美容学生は、
ちゃんと説明しないと、

「なぜ納期までにやる必要があるか」
「感謝を伝える必要性」
「練習をやる意味」

などなど、わからないそうです。

ちゃんと話聞いてもらうのが普通で、
やりたいくないことはやらなくていいのが普通で、
・・・・

そう育ってきているから、
そういうものなんだとか・・・

いまの先生方、大変ですね。。。
で、そんな美容学生を採用したら、
サロンの教育担当者も大変。。。

 

 

《 採用の失敗か、育成の失敗か 》

◆Aさんのように、
「給与欲しいとも思わないし、頑張りたくないです」

こういう入社半年になる新入社員。

これは、採用の失敗なんでしょうか。
それとも、育成の失敗か?

もちろんケースバイケースでしょうが、
本日のAさんは、入社した理由が、

「お客さんと楽しく話せればいい」

というものだったそうで、
美容師になる気もないし、
技術がうまくなりたいわけでもないそうなので、

これは、

採用の失敗

でしょう。

 

 

《 基準を変えない 》

◆Aさんの場合、採用の失敗でも、
採用しちゃっていますので、
じゃ、どうするか・・・?

このAさん、
お客さんと楽しく話せればいいだけだから、
今度の技術チェックを受けたくないそうです。(苦笑)

あなたなら、どうしますか?

こんなAさんでも、辞められると困る、
だから、「じゃあ、チェック受けなくてもいいよ」とするのか?

いや、「お店のルールだから、チェックは受けてね」
その結果、離職と話が発展しても仕方なし・・・とするのか?

私の個人的な見解ですが、
「辞めていい」「辞められては困る」という視点よりも、

お店のルールを、Aさんを理由に変えない

ということが大事だと思います。

お店のルール、基準、これを変えるときは、
一人の、一つの事象で変えるのではなくて、
もっと長期的、本質的、客観的な視点で検証して変えるべき。

会社は仕事をする場です。
教育機関ではないのでね。

基準は基準。
その基準で運営できるように、
採用の技術を磨く。

これが基本じゃないでしょうか。

でないと、経営陣も、幹部も、
現場の仕事ができるスタッフもシンドイですよ。

基準を下げるということは、
お客様に提供できるものが下がるわけですから。

これやると、できる人から辞めていく。

だから、採用の技術、大切でっせ。
と思ったのでした。

 

 

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〈3〉 編集後記

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私自身が感じることでもあります。

私の場合は、もともと、
プロフェッショナルとして
仕事をしたいと思っています。

だけど、無い物ねだりしても仕方ない、とも思い、
いまの環境、人材に、仕事のレベルを合わせることも必要。

そんな葛藤を持っていました。

でも、ここ最近は思います。

自分の持っている基準を下げちゃいかんですよ。
自己概念が毀損するので。

サロンの現場でも、
店長や幹部と話すと、

採用の時に人材を選べない

仕事のレベルを合わせて下げることに

提供するものに自信が持てなくなる

自己概念を下げて苦しむ

というサイクルに入っているケースがあります。

特に美容師さんって技術職ですからね。
美容師さんといっても色々とありますが、
技術職系でやっている人ほど、
技術の提供レベルに自信を失うと・・・シンドイですよね。

 

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