生産性向上のための組織づくりは、「自己実現の舞台」にすることから
- 2018.11.01
- 企業の成長
《ダイジェスト》
サロンの生産性向上と組織開発の関係について。生産性向上にも色々な方法がありますが、どんな方法でも実践するのは「人」と考えるとき、どのようなアプローチで組織開発、人材育成をすればいいのか。願望の明確化、自己実現の舞台、リードマネジメント、そして成果。このあたりの関係をダイジェストで。
―――ゴールを見ているウサギ 1375号―――
<<<「人が集まる美容室」>>>
発行者 コンプラット代表 菊池研
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美容業界で、
5100日以上に渡って
売上拡大、人材育成、集客
経営計画、出店支援、採用
離職率対策、新人育成・・・
などをテーマに、
累計3000社以上の
サロン様と取り組んで参りました。
この記事は、そんな菊池研が、
「人が集まる美容室」をテーマとして、
美容室、サロン経営者の方、
経営幹部の方々や業界関係者の方に、
「採れない」
「育たない」
「続かない」
の”3ナイ”を解消するための
きっかけ、ヒントになればと、
気づきを毎日お送りしているものです。
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目次
■ 菊池研の近況
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昨日、東京から京丹波へ戻り、
本日は、Webで
・コンサル 1件
・一恋河島とミーティング
あとは、デスクワーク。
一恋河島とのミーティングは、3時間近く。
Webでこれだけ話すのも、
もはや慣れてきました。(笑)
私の友人の経営者も、
マレーシアにいながら、
日本と香港でもビジネスをしていますが、
こういったIT関係の進化に支えられ、
仕事の仕方も変化しています。
昨日の移動距離:517㎞
2018年合計移動距離:55937.2㎞
となりました。
コンプラットのHPに
社内研修のお問い合わせページができました。
社内研修のご相談が
どんどんと増えております。
依頼でなくても、相談レベルでも
お問い合わせ頂ければと思います。
現在決まっております
単発セミナーのスケジュールはこちらです。
*先々のご予定の参考に。
ここから本題に。
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■ 本題:生産性向上と組織開発
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《 生産性向上と組織開発 》
◆昨日の記事で、
続きは明日、と書きましたので、
続きを書こうかと。(笑)
それをすっかり忘れて、
何書こうかな〜って、新たに考えたりしていました。(笑)
危ない、アブナイ。
昨日の記事では、
中小企業経営に必要な5つの能力のうち
生産性向上の推進力を上げるための
採用、育成、組織づくりにおいては、
ある2組の考えがポイントではないか
ということを書きました。
ちなみに、昨日の記事は、こちら。
つまり、何を考えたいかというと、
生産性向上と組織開発
のつながり、関係性、リンクについて、です。
《 「企業は人なり」とは 》
◆「企業は人なり」
こんな言葉がありますね。
美容室もまさに、そうかと。
「美容室は人なり」
と言い切っていい業態ですね。
松下幸之助の言葉に、
「松下電器は人をつくるところです。あわせて電気器具を作っております」
というものがあるそうですが、
そのまま置き換えるなら、
「〇〇サロンは、人をつくるところです。あわせて美容の施術をしております」
となり、「美容室は人なり」ということになるのでしょう。
企業は、人にとって、(社員も社長も全員)
自己実現の舞台であると考えます。
ですから、企業に在籍する人は、
自分にとっての自己実現とは、
なにを意味するのか?
に対しての、答えを持つのがスタート。
これを、「願望の明確化」と言います。
昨日、
成果と願望の明確化
はリンクしていると書いたのですが、
「願望の明確化」ができている人材は、
成果を創出するに必要な
やる気がみなぎっているでしょうし、
その気になっている人材
ではないでしょうか。
ですから、生産性向上も含めての
成果創出には、在籍している人材の「願望の明確化」が必要。
ですが、人間関係がギクシャクしているままの状態で、
「願望の明確化」が進むと、離職になります。
ここは順番が必要な部分。
適切な人間関係
↓
願望の明確化
が、順番となります。
《 人間関係といっても 》
◆新卒採用でもキーワードとなる人間関係。
これは、生産性向上でもキーワードです。
ですが、単なる
人間関係がいい
人間関係が悪い
というような言葉でくくるのは、
生産性と組織開発のリンクを考えると違う。
誰しも、人間関係が悪いよりは、
いいと感じる方が、そりゃ居心地がいいでしょうが、
会社は組織であって、集団ではない
ということを前提にすると、
「人間関係がいい」というニュアンスが見えてくるかと。
企業は、自己実現の舞台。
であれば、自己実現が促進される人間関係。
これが、「適切な人間関係」ではないか、ということ。
となると、生産性向上のための組織開発は、
以下のような手順になるのではないでしょうか。
企業で働くことで自己実現したいと望む人材を集める
↓
願望の明確化を手伝うプロセスで関係性をつくる
↓
明確となった願望が、この企業で叶うストーリーを一緒に描く
↓
そのストーリーを進めるように、進行をアシストする
↓
進行に合わせて、精神と経済で報いる
↓
願望の上書きを手伝う
↓
上書きされた願望が、この企業で叶うストーリーを一緒に描く
↓
そのストーリーを進めるように、進行をアシストする
↓
進行に合わせて、精神と経済で報いる
↓
願望の上書きを手伝う
↓
(以下、延々と・・・)
これが続けば、幹部に育つ。
そして、この進行を進めるためのマネジメントを
リードマネジメントというのではないでしょうが。
リードマネジメントは、
対義語が(と言うとわかりやすいかと)ボスマネジメント。
つまり、適切な人間関係を築く手法がリードマネジメント。
とも言えるかと。
長くなりましたので、
細かい部分の補足は、またに。
明日、続き、とは書きませんが(笑)
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■ 編集後記
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経営者の方々と、会食をしたり、
コンサルをしたりと立て続けになると、
2、3年前とは、傾向が変わってきた
と感じることが増えています。
「トップダウン型の組織に限界を感じる。」
「もはや自分の発想では、わからないことが多い。」
中には、経営への自信を失いかけている方もいますが、
培った経験や知識が無価値になるわけではありません。
ただ、時代の変化が早いので、
(かつ、生きる年月が長くなるので)
学び直し
と言うのが必要なワケです。
高度成長期くらいなら、
20代、30代で学んだことで、
職業人の生涯をまかなえたかもしれませんが、
現在は、それが難しくなったと言うこと。
もし、
「トップダウン型の組織に限界を感じる。」
「もはや自分の発想では、わからないことが多い。」
と感じているなら、
3年くらい腰を据えて、学び直してはいかがでしょうか?
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<セミナー情報>
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11月以降の採用セミナー
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来年の予定まで掲載しています。
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