オンラインガイダンスが出てき始めたので、特典競争が始まる前に。
- 2020.04.16
- 新卒採用
《ダイジェスト》
オンラインガイダンスが出てき始めましたね。IGTVだったり、youtubeだったり。リクルーターがいるサロンさんは、ガイダンスやフェアが延期になったことで、よりこういう動きが加速するかも。学生さんも、あるいは美容学校の先生も、サロンの採用情報が入らないことに焦りもあるそうなので、両者のニーズがあっていますね。
――― ゴールを見ているウサギ 1907号―――
発行者 菊池研
プロフィール
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本題:オンラインガイダンスの特典競争にハマるな
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《 オンラインガイダンスが目立ち始めた 》
◆例えば、インスタグラム。
これを開くと、IGTVでオンラインガイダンス配信している
サロンさんが目につくようになってきました。
IGTV、先日もセミナーでご紹介しましたが、
インスタグラムTVです。
インスタのフォロワーが多いサロンさんなら、
youtubeよりも相性いいでしょうね。
もちろん、youtubeチャンネルでも、見かけます。
ツイッターやフェイスブックでは、youtubeですね。
フェイスブックにyoutubeでの
オンラインガイダンス掲載は、多分先生向けに載せるのがいいかと。
まあ、なにが言いたいかと言いますと、
各サロンさん、オンラインガインダンスやり始めた
ということ。
《 どのサロンも同じ、にならないように 》
◆こういうタイミングって、
未完成だとしても、先にやったサロンさんが目立つ、ってのあります。
これ大事ですから、早く動く方がいい。
その動きを見て、
「うちもやろう!」ってやり始めるサロンさんが増える。
そうやってオンライン上に、
サロンさんのガイダンス動画が増えていく。
これは、学生が、オンラインで、
色々なサロンさんの動画を見ることにもつながっていく。
ある程度、探したときに、動画の選択肢がないと、
探す楽しみがないですから、見る学生さんの裾野も広がらないので、
取り組むサロンさんが増えるのは、お互いにいいことでもある。
と、思うのですが、
増えていったときに、
(多分、今後増えていくはず)
「どのサロンも同じ感じ」
って、感想が学生さんの中に、増えるはず。
だって、例年の就職ガイダンスでも、
参加した多くの学生さんの感想は、
「どのサロンも同じ感じ」
だから。
その例年のガイダンスブースでのトークを、
そのままオンラインに持ってきて動画にしても、
学生さんの感想は、同じ傾向になるだろう、ということ。
《 特典の競い合いになるのか? 》
◆となるとですよ、
オンラインガイダンスでも、
例えば、
「このLINEに登録してくれたら、
〇〇を特典でつけます!」
といったような流れで、
動画視聴者をLINEに囲い込むような流れになる。
かもしれない。
これはこれで、採用のステップとしては、
LINE登録の動機づけですから、特典をつけるのは悪くない。
いや、まあ、必要です。
だけど、オンラインに掲載する動画が、
「どのサロンも同じ感じ」のままでですよ、
特典だけで差別化して、LINEに誘導しようとすると・・・
自然な流れとして、
特典競争
に入っていく。
これだけは、避けたいな、と思うわけです。
イベントのガイダンスブースと違って、
動画の良さは、原稿の用意をして、編集もできるという点です。
原稿に、振る舞いに、
「心を揺さぶる」
「納得させる」
という2つの要素を、
練りに練って盛り込んでいく。
そんな工夫をしていけるサロンさんが、
特典競争にハマらないで済むのかな、と思います。
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編集後記
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ツールが動画やオンラインに変わっても、
対象者は、美容学生だし、
他のサロンさんと競っている環境にも変わりはありません。
経営者の方は、コロナ禍対応でバタバタかと。
ぜひ、リクルーターの方、
リクルートチームの皆さん、
ガイダンス動画、シナリオを練ってくださいね。
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