オンラインガイダンスが出てき始めたので、特典競争が始まる前に。

オンラインガイダンスが出てき始めたので、特典競争が始まる前に。

《ダイジェスト》

オンラインガイダンスが出てき始めましたね。IGTVだったり、youtubeだったり。リクルーターがいるサロンさんは、ガイダンスやフェアが延期になったことで、よりこういう動きが加速するかも。学生さんも、あるいは美容学校の先生も、サロンの採用情報が入らないことに焦りもあるそうなので、両者のニーズがあっていますね。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1907号―――

発行者 菊池研

プロフィール

プロフィール

________________________

 本題:オンラインガイダンスの特典競争にハマるな

________________________

 

 

《 オンラインガイダンスが目立ち始めた 》

◆例えば、インスタグラム。
これを開くと、IGTVでオンラインガイダンス配信している
サロンさんが目につくようになってきました。

IGTV、先日もセミナーでご紹介しましたが、
インスタグラムTVです。

インスタのフォロワーが多いサロンさんなら、
youtubeよりも相性いいでしょうね。

 

もちろん、youtubeチャンネルでも、見かけます。
ツイッターやフェイスブックでは、youtubeですね。
フェイスブックにyoutubeでの
オンラインガイダンス掲載は、多分先生向けに載せるのがいいかと。

 

まあ、なにが言いたいかと言いますと、

 

  各サロンさん、オンラインガインダンスやり始めた

 

ということ。

 

 

《 どのサロンも同じ、にならないように 》

◆こういうタイミングって、
未完成だとしても、先にやったサロンさんが目立つ、ってのあります。

これ大事ですから、早く動く方がいい。

その動きを見て、
「うちもやろう!」ってやり始めるサロンさんが増える。

そうやってオンライン上に、
サロンさんのガイダンス動画が増えていく。

 

これは、学生が、オンラインで、
色々なサロンさんの動画を見ることにもつながっていく。
ある程度、探したときに、動画の選択肢がないと、
探す楽しみがないですから、見る学生さんの裾野も広がらないので、
取り組むサロンさんが増えるのは、お互いにいいことでもある。

と、思うのですが、
増えていったときに、
(多分、今後増えていくはず)

 

  「どのサロンも同じ感じ」

 

って、感想が学生さんの中に、増えるはず。

 

だって、例年の就職ガイダンスでも、
参加した多くの学生さんの感想は、

 

  「どのサロンも同じ感じ」

 

だから。

その例年のガイダンスブースでのトークを、
そのままオンラインに持ってきて動画にしても、
学生さんの感想は、同じ傾向になるだろう、ということ。

 

 

《 特典の競い合いになるのか? 》

◆となるとですよ、
オンラインガイダンスでも、

例えば、

 

  「このLINEに登録してくれたら、
  〇〇を特典でつけます!」

 

といったような流れで、
動画視聴者をLINEに囲い込むような流れになる。

かもしれない。

これはこれで、採用のステップとしては、
LINE登録の動機づけですから、特典をつけるのは悪くない。
いや、まあ、必要です。

 

だけど、オンラインに掲載する動画が、
「どのサロンも同じ感じ」のままでですよ、
特典だけで差別化して、LINEに誘導しようとすると・・・

自然な流れとして、

 

  特典競争

 

に入っていく。

これだけは、避けたいな、と思うわけです。

 

イベントのガイダンスブースと違って、
動画の良さは、原稿の用意をして、編集もできるという点です。

 

原稿に、振る舞いに、

 

  「心を揺さぶる」
  「納得させる」

 

という2つの要素を、
練りに練って盛り込んでいく。

そんな工夫をしていけるサロンさんが、
特典競争にハマらないで済むのかな、と思います。

 

 

________________________

   編集後記

________________________

 

ツールが動画やオンラインに変わっても、
対象者は、美容学生だし、
他のサロンさんと競っている環境にも変わりはありません。

経営者の方は、コロナ禍対応でバタバタかと。

ぜひ、リクルーターの方、
リクルートチームの皆さん、
ガイダンス動画、シナリオを練ってくださいね。