緊急事態宣言下での社員の方へのフォローと、もう一つの売り上げの柱作り
- 2020.04.07
- 経営幹部
《ダイジェスト》
緊急事態宣言。サロンさんによっては、休業を発表されたところもあります。休業までいかなくても、スタッフを減らして営業というケースも。このタイミングで自宅に一人でいる。それも新入社員だったりすると、その不安は相当なものかと。会社として、どうフォローするのか。そして、さらには、会社としてもう一つの売り上げの柱をどう作るのか?
――― ゴールを見ているウサギ 1899号―――
発行者 菊池研
プロフィール
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本題:社員の方へのフォローと、もう一つの売り上げ作り
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《 情報は大事 》
◆ここまでくると、
あらゆる手を使ってでも、生き残る、が大事ですね。
命を守る。
会社を守る。
そのために、資金繰り、売上対策、固定費の圧縮
融資、助成金・・・
資金繰りは、昨日シェアした
「日次資金繰り表」を使っていただいてもいいかと。
情報は刻一刻と変わっていきますが、
融資や助成金、家賃交渉などのことは、
こちら、レップの下道社長が、
ブログに情報を整理してくださっています。
https://repssora.site/?p=13815&fbclid=IwAR1iiNcX2XQk5WJoNTAnLLD8RyXvFLTR4SoDPrlZt1P53XnVi2NlXHMFzBo
有益と思える情報は、どんどんシェアしたいと思いますが、
どうしてもタイムラグがありますから、
税理士、社労士さんなど、専門家を側に置かれるのがいいかと思います。
《 休業期間の社員へのフォロー 》
◆さて、該当するサロンさんの比率は、
そんなに多くないことを願っておりますが、
それでも、緊急事態宣言を受けて、
1ヶ月休業、2週間休業と発表するサロンが増えております。
私のところにも、個別相談で、
「明日から1ヶ月休業することにしたが、
新入社員や社員のメンタルが心配だし、
どんなことをすればいいだろうか?」
といった主旨のご相談がきております。
新入社員、特に、一人暮らしだったりすると、
相当不安なはずですよね。
だからって、田舎の実家に帰るわけにもいかないし。
というケースが少なからずあるはず。
サロンによって休業までじゃないけど、
スタッフ数を減らして、営業を続けるというサロンさんも。
この場合も、自宅待機が増える社員さんに、どうする?
という問題、発生しますね。
《 教育もフォローの一つになるだろう 》
◆会社が休業した場合、
あるいは、スタッフを自宅待機にした場合、
いままでの会社の準備体制によっても、
できることは変わってくると思いますが、
しかし、やろうと思えば、
スタッフにウィッグを持って帰ってもらい、
オンラインでつないで技術練習を一緒にやるってことも可能です。
世の中では、オンラインヨガ教室なども、
個人のヨガインストラクターの方がやっているワケですから。
すでに、動画で教育コンテンツを用意できているサロンであれば、
それを見ながら、座学、練習をしてもらい、
週に1回、オンラインで習熟度を測ることも可能。
zoomの投票機能など使えば、
テストも、みんなで盛り上がりながらできるでしょう。
もちろん、真面目な練習などのことばかりじゃなくて、
最近SNSでよく見かけるオンライン飲み会もありかも。
まあ、お茶会でもいいですが。
会社持ちの買い出し予算を決めて、
各自買ってきて、画面の前に持ち寄って・・・
その買ったものをネタに話もできる。
まあ、色々な工夫があります。
こうやって教育というカテゴリーも、
休業や自宅待機の社員さんへのフォローになるのではないでしょうか。
あと、経営者としては、
サロンでの営業以外の売り上げの柱作り。
これも、この間の仕事ですね。
自社のファンであるお客様はいるワケです。
お客様がいなくなるワケじゃない。
このお客様も不安に思っているはずだし、
自宅でストレスを抱えているかもしれない。
お客様のニーズを満たすのは、
何も、ご来店された時だけじゃないですね。
いま模索して、作っていく売り上げの柱は、
コロナが収束した後も、活きてくると思います。
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編集後記
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上記で共有したレップ社の下道さん。
最近の言葉に、
「希望がある。だから自粛を。」と書いているのを見かけました。
いい言葉ですね〜
油断すると、自分が感染を広げる人になるかもしれない。
ここですよね。
感染しても平気って人が、いますが、
(もう流石にいないかな)
じゃなくて、自分が感染すると、感染を広げる人になるかもしれない。
ここが怖いワケです。
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