「内定辞退」「内定取り消し」などが飛び交っているようなので

「内定辞退」「内定取り消し」などが飛び交っているようなので

《ダイジェスト》

「内定辞退」「内定取り消し」コロナの影響もあって、4月を直前にしての、これらの単語を聞くことが増えています。コロナの影響でのことは、仕方ないことですが、「内定辞退」を避けるために、できることを整理してみました。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1888号―――

発行者 菊池研

プロフィール

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 本題:「内定辞退」を防ぐには?

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《 内定辞退、内定取り消し 》

◆今週は、

 

「内定辞退」
「内定取り消し」

 

この両方の単語を、よく聞きました。
本日も朝から、

 

美容学生から内定辞退がありました〜

 

って、相談をもらったり、
逆に、内定取り消しがあった学生へ
サロンを紹介したいという相談があったり。

先日聞いた話だと、
コロナ感染者がいない都道府県の学生で、
東京への就職は親が不安がっているということで、内定辞退。

こんな話も出てきます。

そこで、コロナ対策とは関係なく、
改めて、内定辞退への対策を。

 

 

《 内定者への基本的なアクション 》

◆みなさん、内定者への対応って、どうされていますか?

 

例えば、7月に内定を出したとして、
翌年の4月の入社まで、どんな対応をしていますか?

 

 バイトに呼んでいる。
シャンプー練習に来てもらっている。
社内イベントに呼んでいる。
父兄に会って、雇用条件説明をしている。
ウィッグ渡して、練習してもらっている。

 

などなど。

近隣からの採用だけなのか、
それとも、地方からも採っているのか。

1名だけの採用か、
数十名、百名代の採用か、
重視することな何か、

などなどでも、
内定者に対しての関わりは変わりますが・・・

 

しかし、上記に記したような、

 

  バイトに呼んでいる。
シャンプー練習に来てもらっている。
社内イベントに呼んでいる。
父兄に会って、雇用条件説明をしている。
ウィッグ渡して、練習してもらっている。

 

この辺りが基本かと。

 

 

《 内定辞退を防ぐために 》

◆このタイミングで内定辞退になると、
凹みますよね。

 

「てか、いろいろ準備しているし!(怒)」

 

という心境でしょうか。

 

内定辞退を防ぐというと、
ちょっと後ろ向きな感じですが、

しかし、抑止ということを考えると、
ガイダンスや面接でしっかり説明をするのは前提として、
以下のような対策は、思い浮かびます。

 

  ・内定時に、雇用契約について書面で確認し、
内定承諾書にしっかり署名をしてもらう

・学校の先生を交えて、内定者と一緒に、
入社後のこと、条件のこと含めて確認する

・父兄とあって雇用条件の確認をして、
連携を深める

 

といったあたり。
当たり前にやっているサロン企業さんも多くあるかと。

しかし、やっていない企業さんも、
まだまだあると思います。

そもそも父兄に会いに行くって、
ハードル高い気がしますしね。

また、大卒採用マーケットでは、
あまり行われないことですし。

ですが、大卒と違って、
相手は、20歳(くらい)と考えると、
これも必要かもしれない、と思いませんか。

 

と、やることやった上で、
それでも内定辞退が出た場合。

 

  正式入社前に、合わない学生が判明してよかった

 

と考えるのが精神的には健康かと。

給与が発生して、練習も面倒見て、
それで2、3週間で退社・・・
よりはいいだろう、ということです。

まあ、そう考えて、前を向きましょう。

 

 

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   編集後記

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東京を取り巻く行政、不穏ですね。
この週末の感染者増加人数が、
来週以降の動向を大きく変えそう。

私にできることは、

これ以上、感染が広がらないように願うこと

と、

自分が保菌者にならないように、自粛すること

さらには、

できる経済活動を淡々と

ですね。

つまりは、いまこそ、お客さんの役に立つことに
フォーカスすることかと。