労働時間のこと、仕事への姿勢のこと、学生に伝える工夫していますか?
- 2020.03.08
- 新卒採用
《ダイジェスト》
「24時間戦えますか?」♪のイメージで有名な(?)リゲイン。このCMのコピーが「3、4時間戦えますか?」に変わっていることに家族で盛り上がりました。また、日経にはワークライフバランスの小室社長のコラムがあって、そこに「1日8時間一本勝負」というコピーが。労働時間について、どう伝えるのか、考えるきっかになりますね。
――― ゴールを見ているウサギ 1869号―――
発行者 菊池研
プロフィール
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本題:労働時間の感覚をコピーで伝える
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《 リゲインのコピー 》
◆リゲイン。
このテレビCM
「24時間戦えますか?」♪
の音が耳に残っています。
私世代の多くは、この音楽、覚えているのでは。
家にテレビがなくなってから、
もうかれこれ10年近くになるので、
テレビCMの変化に疎いのですが、
リゲインの「24時間戦えますか?」のコピーが、
「3、4時間戦えますか?」
に変わっていたこと、
ご存知でしたでしょうか?
昨日、聞いて、調べてみたら、
こんなyoutubeが。
リゲインのCMの変遷がわかるyoutubeです。
働き方改革とか、時代変化ですかね〜
と思いますが、
にしても、8時間じゃなくて、
「3、4時間」って、短くない?って、
我が家では話題になりました。
《 1日8時間一本勝負 》
◆リゲインのCMコピーが変わった件で、
昨日家庭内では話題になり、
そして、今朝、
日経新聞読んでいたら、
ワークライフバランス社長の小室淑恵さんの
my storyというコーナーの記事が。
そのコピーに、
「1日8時間一本勝負」
というフレーズがありました。
いまの日本では、
1日、何時間働くか、が大きな関心なんですね。
労働時間でいうなら、
夫婦共々ブラックな私からすると、
労働時間の縛りとしては縁遠い時間ですが、
しかし、翻って、
新卒採用で使うコピーを考えるときには、
大きなヒントだな〜、と思います。
《 労働条件が良くなると、ユル〜くなる? 》
◆先日、オンラインコンサルでお話をした
とあるサロン経営者の方。
採用活動時に提示する労働条件。
これが、いい条件になるに従って、
集まる学生の意識が
ユルイ学生が増えたような気が・・・
と言った話が出ました。
ある意味では、そうなのかもしれません。
条件だけ見ると、より少ない時間で、
よりいい給与がもらえるわけですから。
ですが、採用マーケティングと考えると、
いい条件を提示するようにしていくのは当然のこと。
ただ、それと当時に、
どんな姿勢で仕事に向き合っていく人を求めるのか?
というメッセージも出すことが大事。
同じ1日8時間労働でも、
「8時間で帰れるよ」
というのと、
「1日8時間一本勝負」
というのでは、ニュアンスが違うでしょう。
そこから、
御社がどのように仕事や時間について
考えているのか、スタンスなのか
伝わり方が変わるだろうということ。
これが採用マーケティングの中で、
ポジショニングを検討するときに、
出していきたいことなのです。
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編集後記
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集客よりも、採用が難しい。
これが言われて久しいですが、
考えてみると、当然といえば当然。
集客は、ターゲットにもよりますが、
自社に合う年齢という要素もありますから、
表現を考えやすいですよね。
リゲインの「24時間戦えますか?」なんて、
わかりやすい例です。
いまの若手には届かないコピーだから、変化する。
だけど、私たち世代なら、
まあ、言いたいことはわかる。(笑)
この世代ギャップが、
採用を難しくしている一つでしょうね。
しかも、環境が激変したから、
同じ5年でも、雲泥の違いになっている。
そんなことをリゲインのコピーで再認識でした。
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