ウケないのはわかりつつも。やっぱり3C分析からのポジションニング決め、採用にも大事です。

ウケないのはわかりつつも。やっぱり3C分析からのポジションニング決め、採用にも大事です。

《ダイジェスト》

採用マーケティングに取り組むとき、順番が大事です。採用の広告よりも、ポジショニングの決定が先。正確にいうと、行ったり来たり。行きつ戻りつなんですが、広告を修正したり作ったりするときに、ポジショニングの確認、強化が大事。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1868号―――

発行者 菊池研

プロフィール

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 本題:面倒なブランドストーリーに大きなポイントがある

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《 マーケティングは順番が大事 》

◆つくづく思うのが、
マーケティングは順番が大事、ということ。

コンプラットのマーケティングは、
私の経験が浅かったこともあり、
行ったり来たりの試行錯誤でした。

その後、複数の企業のマーケティングに際して、
体系だった学びと実践をして、
精度は上がってきた感じがあります。

で、1月から妻の会社のマーケティングをやっていますが、
2月は、環境の理由もありますが、
ショッピングサイトのユーザー売上だけ見ても、
(法人売上を除く、という意味)
1月比、3倍を超えました。

それでも、順番という意味では、
行ったり来たりを繰り返しております。

 

例えば、新規を増やそうとすると、
広告を打ちます。

複数の広告を打っておりますが、
その結果について、検証をしつつ、
次は、どう行った広告文言にするのか?と協議します。

これをやっていると、
どうしても、その瞬間風速の効果を追う視点で、
広告について考えるのですが、
これをやっていると、つじつまが合わなくなる。

だから、広告について改善するときに、
ブランドストーリーをブラッシュアップするところへ立ち返り、
そこから広告の表現の打ち方を調整しております。

 

順番というのは、これ。

商品販売であれば、

 

  ブランドストーリー → 広告

 

という順番。

 

決して、広告がスタートではないし、
広告が、ブランドストーリーの前には来ない。

ブランドストーリーというのは、
3C分析を繰り返した結果出した
(まだ妻の会社の場合は、仮置き、ですが)
自社ブランドのポジショニングを伝える物語のことです。

よほどの知名度、資金力がある企業以外は、
情緒的な価値を伝えるブランドストーリー必要です。
特に、値段の競争力がない場合は。

 

 

《 採用マーケティングに置き換えると 》

◆と、つらつら、
妻の会社のことを例に書いておりますが・・・

コスメメーカーですので、
売る相手が消費者か、法人さまであり、
販路がショッピングサイト中心であり・・・

これを美容室の
採用マーケティングに置き換えると、次のようになります。

 

インスタやWeb広告、
最近ですとyoutubeも、
美容学生に訴求するために広告をやっていますね。

有料か、無料かは、関係ありません。

広く告げる。広告。
美容学生への認知度を上げる行為です。
つまり、ずーっと使っている表現であれば、種まき。

ここからスタートする企業さんが多い。

もし、給与や福利厚生などにおいて、
圧倒的な差別化かできるなら、
それは、販売であれば価格訴求が強いということなので、
それ自体がポジショニングであり、立ち位置になります。

しかし、多くの企業は、そうではない。
どちらかと言えば、業務委託サロンさんが、
給与や福利厚生で抜き出ていて、
価格訴求的立ち位置が取れている。

だから、多くのサロンは、
給与、福利厚生以外の視点で、
3C分析からポジショニングを出して、
ブランドストーリーを作っていかないと、
美容学生の感情に訴える立ち位置が決まらない。

それが決まらないまま、広告の改善となると・・・
どうしても、その場の、瞬間風速な視点になる。

だから、広告は、
当たるも八卦当たらぬも八卦的な位置付けになる。

あ〜、広告費、もったいない。。。

 

 

《 面倒ですか?ですよね。 》

◆ここまでじっくりと読んでくださった方は、
少数だろうな・・・と思うんです。

なぜなら、小難しい、面倒と感じるであろうことを、
長々と書いているから。。。(笑)

まあ、ウケないんですよね。
多くの場合は、

 

  秒速で採用成果が出る広告ノウハウ!

 

とか、言った方がウケる。(笑)

それに反して、瞬間風速的な広告よりも、
ポジショニングがしっかりした広告を!と言っているので、

 

  ポジションを定めるのに考えないといけない

 

という面倒くささがあるのです。
これ、ウケない。

「ブランドストーリーが・・・」って私が言うと、
うちの妻ですら、面倒そうな顔しますから。(笑)

そんな妻も、元々は、
外資コスメメーカーのマーケティング担当ですから、
ブランドストーリーが大切なことは百も承知。

でも、面倒なんだそうです。

私も、正直言えば、面倒。
コンプラットの立ち位置を考えるのも面倒ですから。

 

しかし、これ、一人で考えるから面倒なんですね。

私自身も、コンプラットのことよりも、
妻の会社のことの方がよくわかる。(笑)

岡目八目、ですね。
当事者には、見えないものです。

 

この面倒なこと、
やればやるほど、広告も、インスタも、
チラシも、メッセージが届くようになります。

オンラインセミナーでは、
ちょっとだけですが、3C分析のことに触れました。

ぜひ、取り組んでみてください。

 

取り組む際のイメージは、漆塗り。
なんども、何度も、塗り重ねるイメージで。
ローマは1日にしてならず、です。

 

 

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   編集後記

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と、書きつつ、
コンサルタントと話していても思ったのですが、

現在募集しているオンラインコンサル以外に、

コンサルはもちろん、
スタッフトレーニングも、社内セミナーも、
日々のメールなどでの相談も、
広告のチェックからインスタのチェックから、
一切合切を3ヶ月ほどサポートする

っていうサービスを、
私がやった方がいいのような気がしてきました。

という、名前が全く思いつきませんが、
そんなことを妄想中です。