ウケないのはわかりつつも。やっぱり3C分析からのポジションニング決め、採用にも大事です。
- 2020.03.07
- 新卒採用
《ダイジェスト》
採用マーケティングに取り組むとき、順番が大事です。採用の広告よりも、ポジショニングの決定が先。正確にいうと、行ったり来たり。行きつ戻りつなんですが、広告を修正したり作ったりするときに、ポジショニングの確認、強化が大事。
――― ゴールを見ているウサギ 1868号―――
発行者 菊池研
プロフィール
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本題:面倒なブランドストーリーに大きなポイントがある
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《 マーケティングは順番が大事 》
◆つくづく思うのが、
マーケティングは順番が大事、ということ。
コンプラットのマーケティングは、
私の経験が浅かったこともあり、
行ったり来たりの試行錯誤でした。
その後、複数の企業のマーケティングに際して、
体系だった学びと実践をして、
精度は上がってきた感じがあります。
で、1月から妻の会社のマーケティングをやっていますが、
2月は、環境の理由もありますが、
ショッピングサイトのユーザー売上だけ見ても、
(法人売上を除く、という意味)
1月比、3倍を超えました。
それでも、順番という意味では、
行ったり来たりを繰り返しております。
例えば、新規を増やそうとすると、
広告を打ちます。
複数の広告を打っておりますが、
その結果について、検証をしつつ、
次は、どう行った広告文言にするのか?と協議します。
これをやっていると、
どうしても、その瞬間風速の効果を追う視点で、
広告について考えるのですが、
これをやっていると、つじつまが合わなくなる。
だから、広告について改善するときに、
ブランドストーリーをブラッシュアップするところへ立ち返り、
そこから広告の表現の打ち方を調整しております。
順番というのは、これ。
商品販売であれば、
ブランドストーリー → 広告
という順番。
決して、広告がスタートではないし、
広告が、ブランドストーリーの前には来ない。
ブランドストーリーというのは、
3C分析を繰り返した結果出した
(まだ妻の会社の場合は、仮置き、ですが)
自社ブランドのポジショニングを伝える物語のことです。
よほどの知名度、資金力がある企業以外は、
情緒的な価値を伝えるブランドストーリー必要です。
特に、値段の競争力がない場合は。
《 採用マーケティングに置き換えると 》
◆と、つらつら、
妻の会社のことを例に書いておりますが・・・
コスメメーカーですので、
売る相手が消費者か、法人さまであり、
販路がショッピングサイト中心であり・・・
これを美容室の
採用マーケティングに置き換えると、次のようになります。
インスタやWeb広告、
最近ですとyoutubeも、
美容学生に訴求するために広告をやっていますね。
有料か、無料かは、関係ありません。
広く告げる。広告。
美容学生への認知度を上げる行為です。
つまり、ずーっと使っている表現であれば、種まき。
ここからスタートする企業さんが多い。
もし、給与や福利厚生などにおいて、
圧倒的な差別化かできるなら、
それは、販売であれば価格訴求が強いということなので、
それ自体がポジショニングであり、立ち位置になります。
しかし、多くの企業は、そうではない。
どちらかと言えば、業務委託サロンさんが、
給与や福利厚生で抜き出ていて、
価格訴求的立ち位置が取れている。
だから、多くのサロンは、
給与、福利厚生以外の視点で、
3C分析からポジショニングを出して、
ブランドストーリーを作っていかないと、
美容学生の感情に訴える立ち位置が決まらない。
それが決まらないまま、広告の改善となると・・・
どうしても、その場の、瞬間風速な視点になる。
だから、広告は、
当たるも八卦当たらぬも八卦的な位置付けになる。
あ〜、広告費、もったいない。。。
《 面倒ですか?ですよね。 》
◆ここまでじっくりと読んでくださった方は、
少数だろうな・・・と思うんです。
なぜなら、小難しい、面倒と感じるであろうことを、
長々と書いているから。。。(笑)
まあ、ウケないんですよね。
多くの場合は、
秒速で採用成果が出る広告ノウハウ!
とか、言った方がウケる。(笑)
それに反して、瞬間風速的な広告よりも、
ポジショニングがしっかりした広告を!と言っているので、
ポジションを定めるのに考えないといけない
という面倒くささがあるのです。
これ、ウケない。
「ブランドストーリーが・・・」って私が言うと、
うちの妻ですら、面倒そうな顔しますから。(笑)
そんな妻も、元々は、
外資コスメメーカーのマーケティング担当ですから、
ブランドストーリーが大切なことは百も承知。
でも、面倒なんだそうです。
私も、正直言えば、面倒。
コンプラットの立ち位置を考えるのも面倒ですから。
しかし、これ、一人で考えるから面倒なんですね。
私自身も、コンプラットのことよりも、
妻の会社のことの方がよくわかる。(笑)
岡目八目、ですね。
当事者には、見えないものです。
この面倒なこと、
やればやるほど、広告も、インスタも、
チラシも、メッセージが届くようになります。
オンラインセミナーでは、
ちょっとだけですが、3C分析のことに触れました。
ぜひ、取り組んでみてください。
取り組む際のイメージは、漆塗り。
なんども、何度も、塗り重ねるイメージで。
ローマは1日にしてならず、です。
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編集後記
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と、書きつつ、
コンサルタントと話していても思ったのですが、
現在募集しているオンラインコンサル以外に、
コンサルはもちろん、
スタッフトレーニングも、社内セミナーも、
日々のメールなどでの相談も、
広告のチェックからインスタのチェックから、
一切合切を3ヶ月ほどサポートする
っていうサービスを、
私がやった方がいいのような気がしてきました。
という、名前が全く思いつきませんが、
そんなことを妄想中です。
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