「美容学生集めの方程式」を持ち、反応率を上げるのが最優先

「美容学生集めの方程式」を持ち、反応率を上げるのが最優先

《ダイジェスト》

「ブースに学生をどうやって集めればいいか?」学生を集めることは難しいことですし、簡単にできるわけじゃないですが、それでも「学生集めの方程式」を持つことで自分たちで考え、前に進めていくことができるようになります。思いつきや勘や勢いや真似だけで進めることを、そろそろ卒業しませんか?

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1852号―――

発行者 菊池研

プロフィール

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 本題:学生集めの公式、方程式を持つ

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《 学生集め、どうしたらいい? 》

◆新卒採用についてのことを中心に、
「ご質問箱」に50を超えるご質問を頂いております。

「ご質問箱」はこちら。
http://bit.ly/30cTmen

 

その中を見ておりますと、

 

  「ガイダンスのブースに、多くの学生に来てもらうには?」

 

という質問が目に留まりました。

つまりは、

 

「学生を集めるにはどうすればいいか?」

 

ということかと思います。

 

新卒採用の活動において、
ガイダンスブースに学生を集めるためには、

 

  ・美容学校に自社チラシを掲出する
  ・インスタで学生とつながる
  ・学校の先生に事前面談をする
  ・学校授業に参画する(IMSなど)
  ・広告を出す

 

などの手法が考えられます。

 

ですから、

 

  「ガイダンスのブースに、多くの学生に来てもらうには?」

 

というご質問は、
上記に挙げたようなことをやればいい・・・となるわけですが・・・。

 

 

《 新卒採用マーケティング視点で 》

◆しかし、集客と同じで、
1回やれば、学生が集まるようになり、
それが、ずーっと続くということはないのです。
(当たり前ですが・・・)

となるとですよ、

 

  「来てくれる時はいいんですが、
  集まらない時もあるんです。
  どうすればいいですか?」

 

といったことになる。

この堂々巡り感を減らすために、無くすために、
もっと言うと、
自社で、自分で解決できるために、

 

  学生を集める方程式
(集客フォーミュラ)

 

と言う考え方が、マーケティングにはあります。

この方程式があれば、

 

「学生が集まらない・・・、うぉー、どうしよう〜」
「なにを、どうすればいいか、わからん!」

 

といったような混乱から抜け出ることができます。(笑)

 

と言う私も、
セミナーや店舗の集客で毎回苦労しますし、
ECサイトでも集客に辛苦を重ねていますが、

それでも、なんとかやっているのは、
この方程式(フォーミュラ)のおかげ。

ですので、学生を集めるにも使えますが、
集客などにも、当然使えます。

 

 

《 施策ごとに反応率を上げることが最優先 》

◆この学生集めの方程式(フォーミュラ)に、
必要な視点は3つ。

 

  1、施策とその数
2、届いた人数
3、反応率

 

という3つ。

例えば、

1、インスタ広告
2、100名に届いた
3、反応率が10%

といった感じ。

インスタ広告が100名に届いて、
10%の反応なら、10名のリアクションがある。

こんな感じ。

 

インスタ広告のような施策の数を増やすこと。
より多くの人に届くようにすること。
届いた、見てくれた人の反応を上げること。

 

やることは、この3つしかない。
というか、できることがこの3つしかないのです。

そして、大切なのは、
 反応率を上げることが最優先、ということ。

ザルで水を掬うのが一番もったいない。
反応率を上げるということは、
ザルの目を小さくする、少なくするということ。

 

採用活動に話を戻すと、

 

  学校にチラシを掲出してもらって、
  反応が何%だったか?

  インスタで投稿して、
  何人が見てくれて、反応は何%だったか?

  学校の授業に出て、何名に出会えて、
  反応は何%だったのか?

 

こういった視点で、%を上げていくことに知恵をしぼる。

この視点があれば、
「学生を集めるために、なにをすればいいか?」ではなくて、

 

例えば、

 

  チラシの反応を上げるために、どうすればいいか?
  インスタ投稿の反応を上げるために、なにをすればいいか?
  授業からの反応を上げるために、どうすればいいか?

 

という視点で、
ブースに学生を集める施策を検討することができるようになります。

 

 

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   編集後記

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自分で問題と向き合う時、
立てている問いが漠然としていると、
なかなか回答が出せないものです。

 

 「ブースに学生を集めるには、どうすればいいか?」

 

これは、多くのサロンから聞く悩みですが、
問いとしては漠然としている。

 

 「インスタ見て来てくれる学生を増やすにはどうするか?」
「校内のチラシを見て来てくれる学生を増やすには?」
「先生からの紹介で来てくれる学生を増やすには?」

 

こんな問いを立てる方が、
具体的に解決策を考えることができるようになります。