採用活動で労力をかける部分は、「興味ある学生」を増やすこと
- 2020.02.18
- 新卒採用
《ダイジェスト》
あなたのサロンに興味を持つ学生と持たない学生。この2名がいたとしたら、「興味を持つ学生」と話したいですよね。ですが、多くの採用活動が、「興味を持っていない学生」に対して、その場でなとかしようとしている。「美容学生があなたのサロンに興味を持つ」ことに、労力を払ってはどうでしょうか?
――― ゴールを見ているウサギ 1850号―――
発行者 菊池研
プロフィール
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本題:興味を持ってもらうことに労力を!
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《 興味さえ持たせられれば・・・ 》
◆新卒採用を成功させると考えたときに、
つくづく思うのが、
いかに美容学生に興味を持たせることができるか?
が、全てを左右するということ。
興味さえ持たせることができれば・・・
・美容師という仕事に興味を持たせる
・自社に興味を持たせる
この2つができると、
新卒採用活動は、グッと、格段にスムーズになります。
人は、興味を持つことには、熱心になりますし、
興味ある人の話は、喜んで聞きますしね。
新卒採用のノウハウや手法以前に、
人間ってものを考えると、これに尽きる。
そんな風に思います。
この「興味さえ持たせられれば」というのが、
マーケティング的に言うなら、PULL戦略ってこと。
《 無理やり言いくるめて? 》
◆PULL戦略については、
1844号でも触れました。
「紙媒体は終わった!?
美容学生の採用で、紙が果たす役割ってあるのか?」
この記事では、
紙媒体は、PULL戦略において、
まだまだ使えるのでは?
と言うことを書いたのですが、
多くのサロンさんによっては、
PULL戦略って、まどろっこしいのでしょうか。
語弊があるかもしれませんが、
PULL戦略は、
美容学生が、あなたのサロンに、
興味を持つきっかけとなること
です。
そして、興味さえ持ってくれれば、
話を聞いてくれます。
と、誰もがわかっているであろうけど、
多くのガイダンス、フェアでは、
まだ興味を持っていない学生を、
なんとか無理やり言いくるめて(!?)
サロン見学へつなげようとしている
と、言えなくもない・・・と思うのです。
《 理想は、流れる水のように 》
◆興味を持っていない学生を呼び止めて、
15分、20分の時間で、
サロン見学に誘導しようというのが、
ちょっと無理あるよな〜、と思いますし、
無理あると言うことは、
学生にも、サロンにも、
ストレスが発生する
ことになります。
理想は、
まだ会ったことのない美容学生が、
あなたのサロンに興味を持ち、
話を聞きたいとガイダンスブースに来て、
実際に話をして、さらに興味を持ち、サロン見学に来る
といった流れではないでしょうか。
水が低きに流れるように自然にことが運ぶように、
準備をして、仕掛けをして・・・と言うのが戦略。
まずは、いかに学生に興味を持たせるか。
その仕掛けから考えてみてはいかがでしょうか?
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編集後記
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美容学生に、
あなたのサロンの話を聞く理由を持たせられるか?
これが、興味を持たせると言うことかと。
出会った学生を、無理やりではなくて、
そもそも、興味があると言ってくれている学生に話す。
この形にするとなると、
労力をかける部分が、今までと変わります。
労力をかけるのは、
興味を持ってもらうことであって、
興味ない学生をなんとかすることじゃない。
そんなことを思います。
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