「ガイダンスがなくなる日」、に備える思考実験によって、打ち手を増やすチャンス。

「ガイダンスがなくなる日」、に備える思考実験によって、打ち手を増やすチャンス。

《ダイジェスト》

校内ガイダンス。就職フェア。これらが開催されなくなる。つまり「ガイダンスがなくなる日」に備えることが、いまできる最高の取り組みではないでしょうか。「もしガイダンスが中止になったらどうするか?」を命題に掲げて思考実験をし、行動、行動、行動を重ねると、学生とのあらたな接点をもつ打ち手が増えることになる。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1848号―――

発行者 菊池研

プロフィール

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 本題:ガイダンスがなくなる日

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《 ガイダンスがなくなる日 》

◆新卒採用に取り組むサロンさんの、
多くのお悩みは、

 

 

  「学生との接点をどうやったら増やせるか?」

 

かと思います。

 

 「そもそも、学生と話せるタイミングがない」
「学生がインスタをフォローしてくれない」
「校内ガイダンスに、入ることができない」

 

これら、どれも、
集約するなら、

 

  「学生との接点をどうやったら増やせるか?」

 

だと思います。

学生との接点として、

 

IMS授業に出たり、模擬面接に行ったり、
就職フェアに出たり、各種媒体に掲載したり、
学生へスカウトメールを送ったり・・・

 

ということに、
時間とお金を使っているかと。

 

こういった学生との接点の中でも、
大きな要素の一つが、

 

「ガイダンス」

 

かと思います。
(フェアやギャザリングという類似名称含めます)

 

この「ガイダンス」・・・
昨日のメルマガ限定記事にも書きましたが、
ヤフー社の
「100名以上の集まる場への社員の参加禁止令」をみて、

 

  「ガイダンスがなくなる日」

 

も、現実味がないわけじゃないと感じてきました。

念のために補足しますと、
全くそのような話は、まだありませんが、
あくまでも、危険予測という意味で、です。

 

(新卒採用に関係が薄い内容、全く関係ないテーマは、
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https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=JqOkxpgEv

 

 

《 ガイダンスがあったらラッキー 》

◆なんでわざわざこんな危険予測をするかというと、
もし、正式に、「ガイダンス中止」となった時に、
その時点になってから、

 

「え〜、やばいじゃん、どうする?」
「マジかよ!どないすんねん!?」

 

では、遅いだろう、と思うからです。

 

 「ガイダンスがなくなったとしたらどうする?」

 

この思考実験は、
ガイダンスがあろうが、なかろうが有効です。

 

「ガイダンスがなくなったとしたらどうする?」

と考えた時、

 

  ・インスタからサロン見学申し込みの動線を作る
・youtubeでサロン見学動画を配信する
・実際に、サロン見学にくる申し込みを直接受ける
・youtubeチャンネルを開設して、細切れサロン見学動画を配信

 

などなど、考えられる手は、あります。

ですが、そもそもyoutubeやってないしとか、
ネットはどうも苦手で・・・とか、

いざ、ガイダンスが中止になったとしたら、
フットワーク軽く方向転換できない理由があるでしょう。

 

それを、今から、
「ガイダンスがなくなったとしたらどうする?」を念頭に、
一つずつ取り組んでいくと時間の猶予が、まだあります。

 

そして、コロナウイルスが終焉し、
予定通りガイダンスは実施することになれば、
サロンには、

 

  学生との接点作りのあらたな打ち手が増えた状態

 

が作れることになり、
これまた、さらに採用活動が有利に運べる、となるわけです。

 

 

《 あらたな強みを作るチャンス 》

◆ピンチはチャンス。

と言われたりしますが、
いま、まさにこの言葉がハマるとき。

コロナウイルスの影響は、
別に採用活動にだけ当てはまることではなく、

集客や来店周期、
そして、新入社員の受け入れや教育にも、
影響を及ぼすかもしれません。

そこに備えて、
ECサイトを強化するとか、
動画配信でのイベントや教育も導入するとか、

そういった試みにトライする会社が、
次へのヒントも拾っていくことになるのでしょう。

 

一個人としては、厳重警戒が必要な環境ですが、
しかし、ビジネスにおいては、
これをチャンスに変えるべく、
立ちすくんでいるのではなくて、行動、行動、行動、ですね。

 

 

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   編集後記

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コンプラットもですが、
私が経営に関わる全ての会社が、
今回のコロナウイルスで、

売上に少なからず影響を受ける

と思っています。

だからこそ、最悪を予測しつつ、
行動、行動、行動・・・

私が、ここ数週間、明けても暮れても思っていることです。