「ガイダンスがなくなる日」、に備える思考実験によって、打ち手を増やすチャンス。
- 2020.02.16
- 新卒採用
《ダイジェスト》
校内ガイダンス。就職フェア。これらが開催されなくなる。つまり「ガイダンスがなくなる日」に備えることが、いまできる最高の取り組みではないでしょうか。「もしガイダンスが中止になったらどうするか?」を命題に掲げて思考実験をし、行動、行動、行動を重ねると、学生とのあらたな接点をもつ打ち手が増えることになる。
――― ゴールを見ているウサギ 1848号―――
発行者 菊池研
プロフィール
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本題:ガイダンスがなくなる日
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《 ガイダンスがなくなる日 》
◆新卒採用に取り組むサロンさんの、
多くのお悩みは、
「学生との接点をどうやったら増やせるか?」
かと思います。
「そもそも、学生と話せるタイミングがない」
「学生がインスタをフォローしてくれない」
「校内ガイダンスに、入ることができない」
これら、どれも、
集約するなら、
「学生との接点をどうやったら増やせるか?」
だと思います。
学生との接点として、
IMS授業に出たり、模擬面接に行ったり、
就職フェアに出たり、各種媒体に掲載したり、
学生へスカウトメールを送ったり・・・
ということに、
時間とお金を使っているかと。
こういった学生との接点の中でも、
大きな要素の一つが、
「ガイダンス」
かと思います。
(フェアやギャザリングという類似名称含めます)
この「ガイダンス」・・・
昨日のメルマガ限定記事にも書きましたが、
ヤフー社の
「100名以上の集まる場への社員の参加禁止令」をみて、
「ガイダンスがなくなる日」
も、現実味がないわけじゃないと感じてきました。
念のために補足しますと、
全くそのような話は、まだありませんが、
あくまでも、危険予測という意味で、です。
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《 ガイダンスがあったらラッキー 》
◆なんでわざわざこんな危険予測をするかというと、
もし、正式に、「ガイダンス中止」となった時に、
その時点になってから、
「え〜、やばいじゃん、どうする?」
「マジかよ!どないすんねん!?」
では、遅いだろう、と思うからです。
「ガイダンスがなくなったとしたらどうする?」
この思考実験は、
ガイダンスがあろうが、なかろうが有効です。
「ガイダンスがなくなったとしたらどうする?」
と考えた時、
・インスタからサロン見学申し込みの動線を作る
・youtubeでサロン見学動画を配信する
・実際に、サロン見学にくる申し込みを直接受ける
・youtubeチャンネルを開設して、細切れサロン見学動画を配信
などなど、考えられる手は、あります。
ですが、そもそもyoutubeやってないしとか、
ネットはどうも苦手で・・・とか、
いざ、ガイダンスが中止になったとしたら、
フットワーク軽く方向転換できない理由があるでしょう。
それを、今から、
「ガイダンスがなくなったとしたらどうする?」を念頭に、
一つずつ取り組んでいくと時間の猶予が、まだあります。
そして、コロナウイルスが終焉し、
予定通りガイダンスは実施することになれば、
サロンには、
学生との接点作りのあらたな打ち手が増えた状態
が作れることになり、
これまた、さらに採用活動が有利に運べる、となるわけです。
《 あらたな強みを作るチャンス 》
◆ピンチはチャンス。
と言われたりしますが、
いま、まさにこの言葉がハマるとき。
コロナウイルスの影響は、
別に採用活動にだけ当てはまることではなく、
集客や来店周期、
そして、新入社員の受け入れや教育にも、
影響を及ぼすかもしれません。
そこに備えて、
ECサイトを強化するとか、
動画配信でのイベントや教育も導入するとか、
そういった試みにトライする会社が、
次へのヒントも拾っていくことになるのでしょう。
一個人としては、厳重警戒が必要な環境ですが、
しかし、ビジネスにおいては、
これをチャンスに変えるべく、
立ちすくんでいるのではなくて、行動、行動、行動、ですね。
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編集後記
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コンプラットもですが、
私が経営に関わる全ての会社が、
今回のコロナウイルスで、
売上に少なからず影響を受ける
と思っています。
だからこそ、最悪を予測しつつ、
行動、行動、行動・・・
私が、ここ数週間、明けても暮れても思っていることです。
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