「サロン見学までのつなげ方」は、鉄板採用ステップを設計することで強くなる

「サロン見学までのつなげ方」は、鉄板採用ステップを設計することで強くなる

《ダイジェスト》

「サロン見学までのつなげ方」。ガイダンスブースからサロン見学と考えると、手法論として答えがありますが、しかし実際は、それだけでは弱い。。。採用ステップ全体の設計をした上で、ガイダンスブースでの手法を組み立てた方が、成果になります。なぜなら、そのほうがマーケティング視点だから。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1841号―――

発行者 菊池研

プロフィール

プロフィール

________________________

 

 

________________________

 本題:サロン見学までのつなげ方が知りたい

________________________

 

 

《 サロン見学までのつなげ方 》

◆「ご質問箱」
http://bit.ly/30cTmen

 

こちらにいただいたご質問に、

「サロン見学までのつなげ方が知りたい」

というものがありました。

 

新卒採用に取り組むサロンさんの多くが、
「サロン見学にさえ学生が集まってくれれば」と、
考えているのではないでしょうか?

確かに、集客と同じで、
自社に足を運んでくれるというのは、
イベント等でブースに学生を集めるよりも難しい。

一般的に「採用ステップ」で考えると、

 

ガイダンス

サロン見学

 

という順。

 

ですから、
「ガイダンスで、サロン見学に学生をつなげる」
という点に絞って考えると、

 

「サロン見学までのつなげ方が知りたい」

 

への回答の視点は、

 

  ・学生が興味を持つサロン見学企画
  ・クロージングのトークとツール
  ・連絡手段の確保

 

という3点に絞り込まれます。

 

これを一つ一つ説明するのもありなんですが、
採用マーケティングという視点で考えると、

「サロン見学」に、
美容学生を安定して集めるようにするには、

 

・学生が興味を持つサロン見学企画
・クロージングのトークとツール
・連絡手段の確保

 

これら3点よりも、必要なことがあります。

 

 

《 採用スッテプ全体での設計図が必要 》

◆これら

 

・学生が興味を持つサロン見学企画
・クロージングのトークとツール
・連絡手段の確保

 

3つよりも必要なこととは、

 

  採用ステップ全体の設計

 

ということ。

集客でいうと、集客ファネルとか、
集客フローとか言ったりしますが、

採用ですので、私は、
(以前からずっと)「採用ステップ」と言っています。

つまり、

 

  学生との接点

共感見込みに育成

ブースに集める

サロン見学

面接

内定

 

って、流れ。

これ、一般論で括った「採用ステップ」です。
これを、自社オリジナルで設計したもの、

つまり、

 

採用ステップ全体の設計図

 

で戦略的に組まないと、
どのサロンさんにも当てはまる

 

「サロン見学までのつなげ方が知りたい」

 

の回答にはならないのです。

 

 

《 量、確率、打ち手の数 》

◆自社オリジナルの「採用ステップ」って、
例えばどんなものか?

あくまでも一例ですが、

 

  IMS授業(学生との接点)

インスタで相互フォローし、
投稿やDMでコメントやりとり
(共感見込みに育成)

実務実習に来てもらう
(共感見込みに育成)

校内ガイダンスでブースにくる
(ブースに集める)

スタイリング勉強会へくる
(サロン見学)

面接をする(面接)

内定を出す(内定)

 

 

といったようなもの。

このステップには、
同じ会社でもバリエーションがあるかもしれません。

ですが、

 

「これが、うちの鉄板、採用ステップ」

 

って流れがあるサロンが強い。

 

そして、

「サロン見学までのつなげ方が知りたい」

という質問への答えを考えると、

 

・上記のような採用ステップを設計する

 

ことに加えて、

 

  ・各ステップでの量(人数)を多くする
  ・各ステップ間の確率を上げる
  ・各ステップの打ち手(引き出し)を増やす

 

という3つの視点で検討すると、
「サロン見学までのつなげ方が知りたい」についての、

自社の鉄板の回答が導き出せます。

 

と、これだけでも、2時間くらいの
ワークショップセミナーになるでしょうから、
この記事上では限界がありますが、

採用ステップ全体の設計をしていただきつつ、
小手先の手段として、

 

・学生が興味を持つサロン見学企画
・クロージングのトークとツール
・連絡手段の確保

 

これも有効です、とお伝えして終わりたいと思います。

念のために言いますと、
小手先というのは、目の前でできる具体論という意味であって、
悪い意味合いではありませんので、念のため。

 

 

________________________

   編集後記

________________________

 

2月も1/3に。
もう、ガイダンス、フェアへの参加申し込み、
かなり進めているかと思います。

となると、「失敗したくない」ですから、
当然、サロン見学へのつなげ方、気になりますよね。

メルマガでは、お伝えするのに、限界もあります。

セミナーを、なにかしら復活させようかと思案中。
タイミングが難しいのですが。(笑)