いまの時代なら「パワハラ」かも!?とビクビクする言葉が伝える成果の上がる仕事のコツ
- 2020.01.16
- 「仕組み」作り
《ダイジェスト》
「一日のうちに、一時間でいいので仕事をしてくれ」という言葉があります。いまの時代だと、「パワハラ」と言われるのでしょうか・・・しかし、この言葉がいまでも伝えられるには、理由があるのではないでしょうか。この言葉が「仕事」といっているのは、どういった意味だろうか?と考えてみました。
――― ゴールを見ているウサギ 1817号―――
発行者 菊池研
プロフィール
株式会社コンプラット 代表
http://complat.jp/
一般社団法人 一生美容に恋する会 講師
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本題:「仕事をする」とは、なんのことか?
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《 「一日のうちに、一時間でいいので仕事をしてくれ」 》
◆豊田自動織機製作所(現豊田自動織機)
トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)の社長を務めた
故・石田退三氏が、言われたという言葉。
「一日のうちに、一時間でいいので仕事をしてくれ」
いまの時代に、もし面と向かって、
社員に言ったりすると・・・
「それ、パワハラです!」とか言われるかもですが・・・(汗)
しかし、この言葉が、
いまでも(少なくとも、私にまでは)伝わっているのは、
有意義な含蓄がある言葉だからでしょう。
私が、聞いている範囲では、
この石田氏の言葉にある「仕事」というのは、
「作業」に対比されるもので、
おそらく、想像ですが、
多くの人が一所懸命に取り組んでいるのは「作業」で、
その時間のうち、たった一時間でも「仕事」をしてくれたら
という意味ではないかと思っています。
「作業」に対してですので、
ここでいう「仕事」というのは、
・勝ちパターン
・結果が出る仕組み
をつくることを意味しているのではないでしょうか?
《 採用の勝ちパターンって 》
◆例えば、新卒採用においての
・勝ちパターン
・結果が出る仕組み
を言うならば、
・1年生のうちからアプローチをして
・共感見込み学生(母集団)を形成し
・その段階で2年生の春フェアを迎え
・ストレス少なくサロン見学へつなげる
といった一連の流れ。
このパターンをつくるために、
まず最初にくるハードルが、
どうやって、1年生にアプローチし、
共感見込み学生(母集団)をつくるか?
だったりするのですが、
その手法の一つが、
・一恋主催のIMS
・各1年生向けガイダンス
・インスタ
・Webでの露出
・業界誌での露出
だったりするわけです。
この中でも、労力がかかりますが、
お金がかからない選択肢としてインスタがあり、
だから、
インスタを使って、学生を共感見込み学生に、
それで母集団形成を!
となるのは、自然なことだと思います。
《 勝てるルーティンも仕組み 》
◆ただ、インスタは、
労力がかかると言ったように、
コンスタントな発信
しかも、時間帯を選んで
美容学生のフォローをしたり
といった、勝ちパターンに持っていくための
新たな行動、行為が発生します。
この「インスタに投稿する」といったような
行動、行為がルーティン(習慣)にすることが、
・勝ちパターン
・結果が出る仕組み
の一つのピースだったり。
つまり、何が言いたいかというと、
・勝ちパターン
・結果が出る仕組み
というと、
なにかオートメーションのような、
工場の生産レーンのように、
一度流れに乗せれば、ほっといても成果が出るように
思い込みがちなんですが、
そのパターン、仕組み、レーンは、
実は、日々の自分の行動、行為の習慣によって成り立っている。
そんなケースが多いのでは、と思います。
ちょっと話がややこしくなりましたが、
・勝ちパターン
・結果が出る仕組み
つくるために、1日、一時間でも使いましょう。(汗)
でないと、故石田氏に、天国から怒られちゃうかも。
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編集後記
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とかく、気をぬくと・・・
「作業」になっている時間が多いのは事実。
やらなきゃいけないことの大半は「作業」かも。
考える時間の確保が生命線。
だから、朝早く起きること!
って、教わったのですが、
故石田氏の言葉も、その難しさを語っているのかもしれませんね。
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