「ご質問箱」にあった「学生が入りたくなるサロンとは?」に杉乃井ホテルのニュースがはまって

「ご質問箱」にあった「学生が入りたくなるサロンとは?」に杉乃井ホテルのニュースがはまって

《ダイジェスト》

ご質問箱にいただいた中に「学生が入りたくなるサロンとは?」という話がありました。そんなとき、目にした大分別府の杉乃井ホテルの10連休事例。採用の応募数が1.5倍になったそうです。やはり差別化された雇用条件って大きな要素ですね。雇用条件以外には、やはり人間関係。そして最近は、「熱」ってワードも。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1815号―――

発行者 菊池研

プロフィール

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株式会社コンプラット 代表
http://complat.jp/

一般社団法人 一生美容に恋する会 講師

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 本題:学生が入りたくなるサロンとは?

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《 「ご質問箱」にはまっています。 》

◆「ご質問箱」の反響が良くって、
そのご質問を読むことにはまっております。(笑)

まだ拝見しているだけで、
なにもリアクションが取れておりませんが、
まずはこうやってメルマガ(ブログ)記事に、
反映させていこうかと。

にしても、皆さん書いてくださるのは、

無記名で、メアドも不要で、
誰が送ってきたものかも、私にはわからない

という匿名性がいいのでしょうか。。。

おそらく、同じ方が、
何種類かのご質問を下さったケースもあるようで。
それも大歓迎です。

もっともっと、お待ちしております。

 以下、いただいたご質問を一部ご紹介します。

(途中、省略)
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1. 1年生との関係をどう作っていくか、知りたかった
2. ガイダンスから店舗の見学につながるケースが少ないのを、どうにかしたい
3. 自社の足りない点が、どこかわからない
4. 中途採用が採れていないので、新卒と違う方法を教えて欲しい
5. インターンや実習を受けれるにあたって、通常店舗だとスタッフの業務外になってしまい、
受け入れ体制が整いにくい(業務委託のため)
6. 会社全体の案をもらえる機会が少ないから、リクルートの3名で決めることが多くなってしまう
7. 専任スタッフを決めてはいるが、まだ確立しきれていない
8. チーム以外の援助、会社全体での取り組みになっていない



途中省略

50. 先生からすると、ほぼ内定をもらえるところを勧めると聞いたことがあります。
うちは毎年、多くの不採用者を出しています。心象を悪くしない落とし方や学校とのコミュニケーション方法はありますか?
51. 良いスタッフ(学生)を見つけるには、どうすればいいか?
52. いまの学生がサロンに求めているものを知りたい
53. 学生さんとラインやインスタで、より多く繋がるには?
54. 学生が入りたくなるサロンは、どんなサロンでしょうか?

—————————————————————————–
(ここまで、いただいたご質問をご紹介)

 

 

 

《 杉乃井ホテルの取り組み 》

◆と、「ご質問箱」に投稿いただいた内容を、
一部ご紹介しましたが、

54番目にある

「学生が入りたくなるサロンは、どんなサロンでしょうか?」

ということを考えるきっかけとなる事例を
発見しましたので、ご紹介。

業種は違いますが、「杉乃井ホテル」の取り組みです。
大分の別府にあるホテル。
再生に成功したホテルとしても有名です。

このホテルの新卒採用、
応募者が1.5倍になっているそうです。

もちろん一つの取り組みだけで、
そのような効果が上がったわけではないでしょうが、

朝日新聞の記事によると、

「従業員千人が10連休へ
数億円減収でも」

と書いてあります。

社員が一斉に10連休をとる。
当然、休館してということですが、
その影響で数億円の減収になるが、
それでも、採用への効果は高い。

ということのようです。

記事によると、担当者からは、

「多くの応募者から10連休の話が出る。
従業員にはリフレッシュしてもらい、
新人の人材獲得につなげたい」

とのこと。

その記事は、こちらです。
https://www.asahi.com/articles/ASN1B3K7XN1BTPJB005.html

 

 

《 学生が入りたくなるサロンは? 》

◆杉乃井ホテルの事例は、
まとまった休みが取りづらい職種の中で、
10連休が取れるという、
非常にわかりやすい取り組みです。

地元だけではなくて、
全国から応募があるといいますから、
この差別化は、現状では有効なのでしょう。

サロンさんでも、
同様な連休が取れるというのが、
アピールポイントになっていることも見かけます。

美容業界の場合、
学生が着目しているのは、
連休のような雇用条件、待遇などの面が一つ、
もう一つは、「人間関係」。

「人間関係」を非常に気にする学生が多いのは、
美容業界の一つの特徴です。

また、最近は、「熱」を感じるかどうかが、
選ぶ基準の一つになっているという声もあります。

足利デザインの海老原先生がおっしゃっている
学生の変化です。

1809号
『「安定、繋がり」から「熱」へ、美容学生の反応が変わってきている!』
http://kenkikuchi.jp/2020/01/08/1809/

「学生が入りたくなる」という
学生主体、学生目線で考えると、

・雇用条件
・人間関係
・熱

という要素のいずれか、
もしくは、それらの組み合わせが重要視されるポイント。

杉乃井ホテルのように、
自社の連休が新聞で取り上げられる。

そんな取り組みをすることも、
(つまり、広報活動)
今後、必要かもしれませんね。

 

 

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編集後記

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10連休、すごいですね。
サロンさんでも、時々、この制度見かけますが。

羨ましいですよね。
さらに羨ましいのは、
連休中の視察旅行制度。

半額以上の旅費が支給されるそうです。

羨ましい・・・(笑)