クリーニング屋のマダム風店員さんから、いつも晴れやかな気持ちをもらう件

クリーニング屋のマダム風店員さんから、いつも晴れやかな気持ちをもらう件

《ダイジェスト》

東京で住んでいる近所で、よく利用するクリーニング屋さん。その店員にマダム風の素晴らしい接客をする方がいます。そのかたの接客を受けるたびに、気持ちが晴れやかになる。そんな接客を、今日も受けて、ちょっと考えたことです。

 

 

――― ゴールを見ているウサギ 1812号―――

発行者 菊池研

プロフィール

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株式会社コンプラット 代表
http://complat.jp/

一般社団法人 一生美容に恋する会 講師

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本題:ちょっとしたことが、大きな印象を残す

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《 クリーニング屋のマダム 》

◆いま東京で住んでいる近所にある
とあるチェーンのクリーニング屋さん。

東京であれば、よく見かけるクリーニング屋です。
調べてみると、750店舗も展開しています。

そのチェーンの、とある1店舗。
そこが、私の行きつけ(?)のクリーニング屋。

ここの女性スタッフさんが、
非常に感じがいい。

私よりは10歳ほど年上かと思われる
雰囲気マダム風(イメージ合っているかわかりませんが)
元宝塚女優と言ってもいいくらいの雰囲気のある方。

この方、少なくとも私は、
手続き上の必要最低限のことしか話していないのに、
「菊池研さんですね〜」と言って、
引き換え票がなくてもクリーニングを出してくれます。

その感じの良さといい、
名前をどうして覚えているのか・・・という記憶力といい、
いつも感服している次第です。

これは、私の妻も、同様のことを言っているし、
時に、少々待った時の、他のお客さんへの対応も同じ。

 

 

《 何で売るのか? 》

◆クリーニング屋さんを
(私の場合は)接客で選ぶことはありません。

選ぶ際の要素は、値段の考慮と、
大きいのは、立地や営業時間です。

おそらく、多くの人が、同じではないでしょうか。

だから、クリーニングの紛失があるとか、
洗い上がりの質が落ちたとか、
そういった不満がなく、

さらに、料金が大幅に上がったとか、
営業時間が不便になったとか、
そういった決定的な要素が出ない限り、

いまのマダムがいなくなっても、
同じクリーニング屋さんに行くだろうし、
そのマダムがいるからという理由で、
クリーニング屋を変えることはしないと思われます。

だけど、その前提があっても、
やはり、気持ちのいい接客をされると、
コチラの気持ちは晴れやかになる。

当たり前のことですが、
だから、気持ちいいのだろうと。

こういった体験をすると、
何で売るのか、

もしドラッカー流にいうなら、

なにで覚えられたいのか?

って、奥が深いと思うワケです。

 

 

《 あれもこれもを求めるよりも 》

◆サロンが採用という局面で選ばれるのは、

・給与
・労働時間
・手当、福利厚生
・お店の構え
・客層
・作っているスタイル
・スタッフのファッション
・人間関係
・キャリアプラン
・出会った先輩の衝撃

などなど、いろいろな要素があります。

(厳密に数えていませんが)
クリーニング屋さんを選ぶよりも、
その要素は多いかと。

その多くの要素、全てにおいて、
圧倒的に多くの学生が支持を集めるのは、
不可能と言っても過言じゃないはず。

であればですよ、
あれもこれも、改善、向上しなきゃよりも、
多くは、それなり、ほどほどだけど、
(言えば、可も不可もなくだけど)

クリーニング屋のマダムの存在のように、
なんだか、気持ちがいいんだよな、
気持ちが晴れるな、という要素があれば、
それを学生に感じてもらうきっかけを作ることでも、

学生の記憶に残る、
ひいては、選ばれることになるのではないか。

そんなことを思った次第です。

なにがいいたいのか、
よくわからなくなりましたが、(苦笑)

ちょっとしたことが、
実は、大きな印象を残すことになるかもよ、と思ったのです。

 

 

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   編集後記

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件のクリーニング屋さんに行くと、
気持ちが良くなる。

幸せなことだと感じます。

そんなお店が増えればいいのに。(笑)

てか、私、大丈夫か、とも、
もちろん考え直したりもしますが。(苦笑)