ギネス記録保持者が実践するモチベーション維持の方法とは?
- 2020.01.10
- 「仕組み」作り
《ダイジェスト》
なわとびの多重跳びでギネス記録を持つという日本人がいます。ギネス記録は、7重跳びだとか。自己ベストは、7.94跳び。この小数点を刻んでの記録のつけ方が、モチベーションの維持にもなっているようです。
――― ゴールを見ているウサギ 1811号―――
発行者 菊池研
プロフィール
株式会社コンプラット 代表
http://complat.jp/
一般社団法人 一生美容に恋する会 講師
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本題:ギネス記録保持者のモチベーション維持方法
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《 なわとび多重跳びのギネス記録 》
◆もう何十年もやっていませんが、
小学校の頃は、「なわとび」が好きでした。
学校一とは言いませんが、
それでも、クラス内で、
何回連続で飛べるか、競っていました。
最後まで飛び続けることができるのが楽しかった。(笑)
そんなことを思い出したのが、
森口明利さんという、
なわとびのギネス記録を持っている方の存在を知って。
ギネス記録ってのは、
なにについてもあるものですね。
この方のギネス記録は、多重跳び、だそうです。
小学校の頃、2重跳び、3重跳びとか、
練習したものです。
森口さんの記録は、7重跳び!(スゴ)
想像つきませんが、
一回のジャンプで、7回なわとびを回すということ、ですね。
(言うまでもありませんが)
8重跳びを達成した方は、
いまだにいないとか。。。
《 細かく違いを捉える 》
◆森口さんの存在を知って、
私が興味を持ったのは、
7重跳びという驚異的なこともそうですが、
彼自身が、自分の記録を
7.94重跳び
と記録していることです。
7重すれば、7重跳び達成だし、
8重すれば、8重跳び達成なわけですが、
独自の計算方法を持っているようで、
自己ベストを7.94重跳びとしているのがおもしろい。
解説によると、
片足が縄を踏んでしまったのが、
8重跳び未達の、7.94重跳びだったようです。
なぜこのように小数点をカウントしているのか。
この理由の一つが、
モチベーション維持のため
だそうです。
連続何回跳べたかという回数を伸ばす挑戦は
わかりやすいわけですが、
7重か、8重か・・・
といった挑戦は、モチベーション維持が大変なのでしょう。
だから、小数点まで計算している。
この細かく違いが計測できるようにするのは、
モチベーション維持に、確かに有効だと思います。
《 日々の違い、去年との違い 》
◆新卒採用でも、
リクルーターの皆さんから、
モチベーション維持の相談をもらうこと、あります。
内定人数を目標にやっていると、
結果が出るタイミングが限られます。
内定目標が10名なら、
年に10回しか結果が得られない。
だから、プロセスの目標管理が大事。
インスタであれば、
フォロワーの数の以前に、
インプレッション数やら・・・があります。
これなら、日々、記録の更新ができたか、
確認ができます。
対面の活動でも、
ブースの学生数や学生リスト数などであれば、
日々とは言わなくても、月単位ほどで、
記録の更新ができたか、確認できます。
なわとび多重跳びのギネス記録を持つ
森口さんが、多重跳び記録を、
小数点まで切って計算しているのと同じこと。
活動のモチベーションを維持する工夫。
ギネス記録保持者ですら、やっている。
参考にしたいものですね。
自戒を込めて。
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編集後記
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小数点で刻んででも、
記録の更新を目に見える状態にして臨む。
こんな工夫をしているから、
ギネス記録保持者になるんでしょうね。
私も、改めて、仕事の仕方、見直したいです。
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