採用活動にもABテストの精神を取り入れてみてはどうでしょうか?
- 2020.01.09
- 新卒採用
《ダイジェスト》
集客や採用で使用する広告。より反響のいい広告を求めてABテストをやることがあります。AとBの2パターンの広告を作って実際に告知してみる。反響のいい方を残す。これを繰り返す。つまり、「やってみないとわからない」から、やってみて反響のいいものを残していくと言う考え方。これは、新卒採用でも当てはまるのではないでしょうか。
――― ゴールを見ているウサギ 1810号―――
発行者 菊池研
プロフィール
株式会社コンプラット 代表
http://complat.jp/
一般社団法人 一生美容に恋する会 講師
◆ご友人等へのメルマガの転送OK、ご自由にどうぞ
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本題:「やってみないとわからない」
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《 ABテスト 》
◆昨日の記事で、
美容学生の傾向が変わってきたという声があるから、
サロンの学生への発信も変えてみてはどうでしょうか?
といったことを書きました。
本日は、その続きのようになりますが、
昨日、
「思い立ったらやってみる」ことでしか、
結果は、わからない
ということについて、補足的な内容になります。
集客などで、紙かWebかで、
広告を打つことがあるかと思います。
もちろん、美容学生の採用においても、
例えば、サロン見学案内のチラシを配布するなら、
それも広告の一つです。
その広告の改善、ブラッシュアップの考え方の一つとして、
ABテスト、というものがあります。
Aパターンの広告と
Bパターンの広告と2種類作成して、
極力、同じ条件で配布、告知をしてみる。
で、どちらの広告へ反響が大きいかで
よかった反響のものを残して・・・
さらに、新しいパターンを作成して、
またABテストを実施して・・・
この繰り返し。
こうやって反響のいい広告を作り上げていきます。
《 やってみないとわからない 》
◆広告の世界も奥が深いですから、
プロフェッショナルの方が作れば、
一発目から反響の大きなものが作れるのでしょうが、
上記のABテストという考えは、
「やってみないとわからない」
という考えに立っている、立脚していると言えます。
新卒採用においても、
「サロン見学企画は何が反響がいいか?」と
ご質問をいただくことが多くありますが、
これも言ってしまえば・・・
「やってみないとわからない」
というのが本当のところ。
もちろん傾向として、
技術体験や撮影、座談会的なものは、
反響が良くなる傾向がありますが、
それも、どのサロンさんでも
必ず反響が良くなるかというと・・・それは別問題。
「やってみないとわからない」のです。
《 学生へのメッセージの軸も 》
◆と言った「やってみないとわからない」が前提にあるので、
昨日のようなことを書きました。
つまり、ここ最近は
「安定、繋がり」を重視する学生が多かったから、
給与の高さ、人間関係の良さを感じさせるメッセージを
学生に発信するサロンさんが多かったわけですが、
「熱」に反応する学生が増えているとするなら、
若手スタッフが、情熱を持って成長に向き合っているとか、
この職業への熱い想いがあるとか・・・
そういったメッセージも発信してはどうか、ということです。
ただ、これも、
「やってみないとわからない」ので・・・ということです。
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編集後記
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「やってみないとわからない」
やる前から、気を揉んで、
あーだ、こーだ、と言うよりも、
「やってみよう」で取り組んでみてはどうでしょうか?
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