史上最濃の霧。その中でも、待機せずに前に進めるのがチャレンジを重ねた価値では

《ダイジェスト》

京丹波の朝６時前。周囲は真っ暗の上に、濃霧で車のライトでも１０メートル先も見えない。そんな中、本来なら待機するべきなでしょうが、車を走らせならが思ったこと。チャレンジを重ねることの価値というのは、こういうことではないかと。

――― ゴールを見ているウサギ　１８０７号―――

発行者　菊池研

プロフィール

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株式会社コンプラット　代表
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一般社団法人　一生美容に恋する会　講師

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本題：濃霧の中でも車を走らせることができたのは

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《　私史上最濃の霧　》

◆本日から、しばらく東京で仕事のために、
朝、５時４５分に、京丹波の家を出ました。

この季節ですから、真っ暗。
まあ、それは、全国的にどこも同じでしょうが、
氷点下２度で、ガチガチに凍っている上に、
かつてない濃霧。

私の京丹波在住史上、
もっとも濃い霧。

車のライトをどう切り替えても、
１０メートル先もあまり見えない。

これほど、車を走らせることに、慎重になったのは、
豪雪地帯でのドライブ以来でした。

これじゃ、電車に乗り遅れるのではという心配と、
濃霧で怖いという恐怖と、そのせめぎ合いの朝でした。

《　道を知っているから走れる　》

◆結果からすると、無事に電車にも間に合ったのですが、
法定制限速度ギリギリでなんとか走ってのこと。

おそらく、２０キロ、３０キロほどの速度では、
電車には間に合わなかったでしょう。

文字で伝えるのは、非常に難しいですが、
あの濃霧の中、法定速度を出して走れたのは、

間違いなく、

「道を知っている」

ということでしかありません。

わずか3年程度の在住でも、
頻繁に、朝も昼も、夜も走ったことがあるから、
ライトに浮かぶ白線を頼りに走れる。

見ず知らずの道、エリアであれば、
おそらく、待機して、霧が晴れるのを待ったでしょう。
（まあ、それがセオリーなんでしょうが）

《　チャレンジを重ねることの価値　》

◆美容業界の新卒採用でも、
「一寸先は闇」と聞いたり、

「”採用は水モノ”だから、
今年はどうなるわからない・・・」

というリクルーターの声があります。

経営で言えば、

晴天に恵まれ、見晴らしの良い状況で邁進するよりも、
（あくまでも例えですが）
たまに晴れ間が出ることがあっても、
すぐに雲が出てきて、霧が出てきて・・・
それでも止まるわけにはいかないし・・・

といった状況が日常ではないでしょうか。

（あくまでも例えですが）
採用や経営でも、霧の中で待機することなく、
最低限のスピードで進み続けることができるには、

より経験があれば、あるほど、
霧の中でも走りやすいということではないでしょうか。

そして、霧の中でも、
待機せずに、走り続けることができるのは、
チャレンジをすることで、経験済みが増えているから。

走ったことがある道だから、
待機せずに、走り続けることができる。

ということではないかと思うのです。

まさに、濃霧の中でも走り続けることができるのが、
チャレンジを重ねてきたことの価値ではないか。

そんなことを思った次第です。

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編集後記

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チャレンジをしないことを想像すると、恐ろしい。

霧が出た途端に、待機。
天気が良くないと、１メートル先のも進めない。

そんな状態では、求めるところにはたどり着きませんしね。

にしても、京丹波が霧が濃いです。
あれが、美味しい野菜を作るんだと聞きますが。

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