雇ってはいけない人材、企業に必要な人材とは?
- 2018.12.07
- 人材育成
《ダイジェスト》
雇ってはいけない人材、あるいは、企業にとって必要な人材、ってのは定義ができると思います。私は、「ゴールを見ているウサギ」と言える人材が企業にとって必要な人材であると考えます。
―――ゴールを見ているウサギ 1411号―――
<<<「人が集まる美容室」>>>
発行者 コンプラット代表 菊池研
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美容業界で、
5100日以上に渡って
売上拡大、人材育成、集客
経営計画、出店支援、採用
離職率対策、新人育成・・・
などをテーマに、
累計3000社以上の
サロン様と取り組んで参りました。
この記事は、そんな菊池研が、
「人が集まる美容室」をテーマとして、
美容室、サロン経営者の方、
経営幹部の方々や業界関係者の方に、
「採れない」
「育たない」
「続かない」
の”3ナイ”を解消するための
きっかけ、ヒントになればと、
気づきを毎日お送りしているものです。
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目次
■ 菊池研の近況
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昨日も、東京で。
ソフトバンクの通信障害で、
家庭教師のWebサービスが影響を受けました。
幸い、その時に滞在していたお店の
wi-fiを使うことで、5分程度の中断ですみましたが、
通信ってのがインフラになっていることを
実感したアクシデントでしたね。
クロネコヤマトの宅急便が
社会のインフラとなることを目指したと、
かつてのヤマト運輸の社長、
小倉さんが何かに書いているのを
目にしたことがありますが、
インフラ企業って、
安定的に提供していて当たり前というビジネス。
それも、色々な苦労があるんでしょうね。
そんな障害もありましたが、
夕方からは、
ある企業の経営陣とミーティング、そして会食。
一恋の河島代表理事も一緒に。
楽しい、ひと時でした。
関係者のみなさん、ありがとうございました。
昨日の移動距離:17.1㎞
2018年合計移動距離:59306.2㎞
となりました。
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ここから本題に。
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■ 本題:企業に必要な人材とは?
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《 企業に必要な人材とは? 》
◆この記事、
「人が集まる美容室」をテーマに、
1411号となりました。
3年と316日、書いたことになります。
途中、テーマを変更したり、
文章内容の立ち位置をチューニングしたり、
多くの試行錯誤をしてきております。
私の文章力の稚拙さや、
構想力のなさなど、多くの問題もあり、
暗中模索、トンネルの次もトンネルという
3年と316日だったのですが、
しかし、考えてみると、
この記事にタイトルとしてつけている
ゴールを見ているウサギ
というフレーズが、ずーっと軸だったと気づきます。
ゴールを見ているウサギ。
まさに企業もこうあるべきと思いますし、
企業に必要な人材も、こうあるべきと思います。
《 ゴールを見ているウサギ 》
◆この
ゴールを見ているウサギ
というフレーズは、
「ウサギとカメ」の話から着想を得ています。
あの有名な、イソップ童話の「ウサギとカメ」です。
ウサギとカメが競争をして、
ウサギが途中で休憩し、カメが追い越して、ゴールする。
一般的には、コツコツ頑張るカメが
油断したウサギに勝った話であり、
だから、
諦めずにコツコツ頑張ろう
という、カメへの賛辞的な話に使われることが多いかと。
しかし、これ、人材開発、育成の世界では、
カメはゴールを見ていたから勝ち、
ウサギは、カメ(相手)を見ていたから負けた
という話で使われます。
だから、「ゴール」の大切さを強調されます。
もちろん、私の人材開発を仕事とする中で、
それは必要なことであると、賛成ですし、
この話を研修でご紹介することもしばしば。
そして、どうせなら、
カメでなくても、ウサギであればいいわけですから、
ゴールを見ているウサギ
になりたいし、
企業に必要な人材は、まさに
ゴールを見ているウサギ
ではないか、と思うわけです。
《 人が集まる美容室を作るために 》
◆人が集まる美容室。
そんなサロンを経営する企業。
その企業に必要な人材は、
ゴールを見ているウサギ
と言える人材です。
企業は学校や社会ではないので、
どんな人材でも保持するということはできません。
結果が出せる人材でなければ、
雇用し続けることは、
他の社員にとっても、
顧客にとっても、株主などにとっても、
百害あって一利なし、でしょう。
もっというと、雇い続けるかどうか、ではなくて、
雇ってはいけない、採用してはいけない人材でもある。
人材は、
資質 × 環境 × 本人の選択
で決まるわけですから、
この資質が
ゴールを見ているウサギ
になるにふさわしくない人でなければ、
雇用してはいけないわけです。
そして、かつ、
社員がゴールを見ているウサギでなければ、
次の学生を惹きつける力がない現場になってしまう。
無期雇用で社員を雇用し、育成して、
「人が集まる美容室」を目指すなら、
ゴールを見ているウサギ
は、絶対に妥協してはいけないところです。
私は、そう考えます。
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■ 編集後記
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京都に戻りました。
今回の出張でも様々な人に会い、
感じたことがあります。
もっともっと
仕事、経営を楽しもう
ということ、です。(笑)
「そんなことか」と言われそうですが、
最近ちょっと、迷っておりましたので、
シンプルに、
目的につながることだけやる
というところへ立ち返ろうかと。
(優先順位はありますが)
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