「ああ〜、ダメだ、俺」的な思考があると、自責が機能しない

「ああ〜、ダメだ、俺」的な思考があると、自責が機能しない
《ダイジェスト》
成長しやすい人材って、自責がデフォルト、基本になっている人ですね。だけど、自分に矢印を向ける自責が、自己概念を下げ、自信をなくすことにつながる人も、結構多いわけです。ここの違いを、自分の扱い方として習得できると大きいんですがね。
 
―――ゴールを見ているウサギ 1381号―――
   <<<「人が集まる美容室」>>>
 
 
発行者 コンプラット代表 菊池研
 
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 美容業界で、
 5100日以上に渡って
 
 
  売上拡大、人材育成、集客
  経営計画、出店支援、採用
  離職率対策、新人育成・・・
  などをテーマに、
 
 
 累計3000社以上の
 サロン様と取り組んで参りました。
 
 
 この記事は、そんな菊池研が、
 
 
  「人が集まる美容室」をテーマとして、
 
 
 美容室、サロン経営者の方、
 経営幹部の方々や業界関係者の方に、
 
 
 「採れない」
 「育たない」
 「続かない」
 
 
 の”3ナイ”を解消するための
 きっかけ、ヒントになればと、
 気づきを毎日お送りしているものです。
 
 
 
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■ 菊池研の近況

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 本日は、大阪市内におります。
 Webコンサルに面談形式のコンサル。
 
 
 昨日の記事で、
 
  会食をすると会社のたたみ方の話題になる
 
 ということを書きましたが、
 期せずして、昔のクライアント社長から、
 美容事業の廃業のご連絡をメールいただきました。
 
 驚きました。
 
 詳細は存じ上げませんが、
 4店舗、利益は上がっていたとのこと。
 
 
 私は、70歳までは仕事をすると決めていますが、
 70歳まで、今と同じ事業が成り立つとは考えられません。
 
 当然、新しいスキルを習得し続け、
 事業化し続けるということが必要。
 
 45歳ですから、
 そろそろ考え始めないといけない、と今朝から思った次第です。
 
 
 
  昨日の移動距離:0㎞
  2018年合計移動距離:56043.2㎞
 
 
 
 となりました。
 
 
 
 コンプラットのHPに
 社内研修のお問い合わせページができました。
 
 社内研修のご相談が
 どんどんと増えております。
 依頼でなくても、相談レベルでも
 お問い合わせ頂ければと思います。
 
 
 
 
 現在決まっております
 単発セミナーのスケジュールはこちらです。
 
 *先々のご予定の参考に。
 
 
 
 ここから本題に。
 
 
 
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■ 本題:自責と自己概念を分けて扱う

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《 自責をデフォルトに 》

 
◆昨日、教育の仕組みも、
 選択式が良いでのはないか、
 
 そして、選択した結果には、
 自己評価を促し、責任を持たせるのがいい。
 
 
 そんなことを書きました。
 
 
 このニュアンスって、文字で伝えるには難しい。
 
 
 つまり、これって言葉を変えると、
 
 
  自責をデフォルトに
 
 
 ということだと、私は考えています。
 
 
 自責。自分に矢印を向ける。
 
 「店長が言ったから・・・」とか
 「教わってないし・・・」とか、
 他人に矢印を向けるのは、他責。
 
 結果に対して、
 
 
  「自分が・・・だったら」  
  「自分は、どうしていたら・・・」
 
 
 と思考する立場に立つのが自責。
 
 
 この思考パターンを基本とする人は、
 成長するのも早いし、成果を出すのも早い。
 
 
 ですが、ここで、人によっては
 
 
  「自分が・・・だったら」  
  「自分は、どうしていたら・・・」
 
 
 と考える結果、自己概念を下げていくことがあります。
 
 簡単にいうなら、自信を失っていく。
 
 
 これが、最悪。
 絶対に避けないといけないこと。
 
 
 
 

《 自責と自己概念 》

 
◆私も一営業、一コンサルタントだった時、
 
 
  「売れないのは、自信を持たないからだ」
 
 
 と言われるはしから、
 
 
  「自責を基本にしろ、人のせいにするな」
 
 
 と怒られる。
 こんな時代がありました。
 
 
 「クライアントの成果が出なかったのは、
 自分が・・・だったから。
 私が・・・に気づいていれば、結果は良くなったはず」
 
 
 なんて考えるわけですが、
 ここで、
 
 
  「あ〜あ、俺ダメだ・・・向いてない」
 
 
 となると、自己概念が下がるわけです。
 
 
 この自責で事実を振り返り、仮説を検討することと、
 だから、自分ダメと自己否定に入って自己概念を下げちゃうことと、
 
 ここを切り離せるようになると、
 
 
  自分を取り扱うマイスターになる
 
 
 という感じでしょうか。
 
 
 
 

《 二日酔いだと自己概念を下げていた私 》

 
◆酒が好きで、飲む。
 で、飲みすぎて、二日酔いになると、
 
 
  「あ〜あ、なんで自制できないんだ・・・ダメだな、俺」
 
 
 となると自己概念が下がるわけです。(笑)
 
 すいません、どうでもいい例えですが。
 しかし、一時期の私には、切実なテーマでした。(笑)
 
 
 他にも、睡眠が好きなので、
 ゆっくり寝て、朝、起きるのが遅くなると、
 
 
  「あ〜あ、なんで早起きを習慣にできないんだ・・・ダメだ、俺」
 
 
 みたいに自己概念を下げる。(笑)
 
 書きながら思いますが、面倒くさいヤツです、私。(笑)
 
 
 みなさんには、こんなことはないと思いますが、 
 しかし、結果に対して、
 
 
  「あ〜あ、ダメだ、俺」
 
 
 的な思考が働くことって、
 若かりし頃は、あるものではないでしょうか?
 
 
 こんな時に、
 「なぜ友達は酒を止めてくれないんだ」とか
 「なぜ、親は、朝起こしてくれないんだ」とか、
 言っていると、それは他責ということ。
 
 
 「どうすれば、お酒をセーブできるかな」
 「どうすれば、朝、起きれるようになるかな」
 ってのが、自責。
 
 
 思うような結果が出なかった時に、
 今の自分や過去培った自分に原因を探すのではなくて、
 
 未来に思考を飛ばしていくことで、
 自責と自己概念は切り離して扱えると思うんです。
 
 
 
 とはいえ、苦闘、苦悩する中でしか、
 こういった自分の取り扱い方って得られない。
 
 でも、こういう話、新人には、
 若い世代には、していったほうがいいと思います。
 
 人に大切にされるだけじゃなくて、
 自分で自分を大切にするスキルですから。
 
 
 
 
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■ 編集後記

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 考えてみれば、27歳から社会に出て、
 30歳からコンサル会社に移って、
 
 ここまでやってこれたのは、
 間違いなく、
 
 
  コンサル会社で得た知識、見識、経験
 
 
 が大きいと感じます。
 
 多くのセミナーや研修も受けさせてもらえました。
 そういう投資は惜しまないというビジネスの渦中にいましたので。
 
 
 そんな経験に感謝するとともに、
 授かってきたことを整理して、伝えていくことを
 そろそろ取り組んでいってもいい頃だと、考えたりもします。
 
 
 いま現在の仕事の仕方だと、
 かすっている程度なので。(笑)
 
 
 
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