「大切にされ慣れている」世代は、自分を承認するのが苦手なのか？
- 2018.09.29
- 人材育成
《ダイジェスト》
セラピストの育成も自社の業務としてやっているという社長に会いました。面談の本旨は違うものだったんですが。その社長たちとの会話から考えたことなど。いまの若い世代は「大切にされ慣れている」世代と言えるのかも。それと同時に、「自分を承認できない」という若手が多いのも現実ではないか。
―――ゴールを見ているウサギ １３４１号―――
＜＜＜「人が集まる美容室」＞＞＞
発行者 コンプラット代表 菊池研
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《目次》
■ 菊池研の近況
■ 本題：自分を承認できないのは辛いだろうな
■ 編集後記
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美容業界で、
５１００日以上に渡って
売上拡大、人材育成、集客
経営計画、出店支援、採用
離職率対策、新人育成・・・
などをテーマに、
累計３０００社以上の
サロン様と取り組んで参りました。
この記事は、そんな菊池研が、
「人が集まる美容室」をテーマとして、
美容室、サロン経営者の方、
経営幹部の方々や業界関係者の方に、
「採れない」
「育たない」
「続かない」
の”３ナイ”を解消するための
きっかけ、ヒントになればと、
気づきを毎日お送りしているものです。
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目次
■ 菊池研の近況
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昨日も東京。
品川駅のカフェで
税理士と一恋の河島とミーティング。
羽田空港に移動しての
企業経営幹部の方とミーティング。
夕方からは、家庭教師コンサルを
Web動画通話で２本。
２１時頃全て終わって、
いそいそと蒲田の夜の街へ。（笑）
昨日の移動距離：25㎞
2018年合計移動距離：52017.8㎞
となりました。
現在決まっております
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ここから本題に。
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■ 本題：自分を承認できないのは辛いだろうな
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《 セラピスト育成から 》
◆「悟空の気持ち」
行ったことありますか？
私、菊池は、
残念ながら、まだ未経験・・・
「予約が取れない」で有名ですね。
ググってみると、
予約キャンセル待ち１７万人だとか！
どういう計算か不明ですが、
超絶気持ちのいいヘッドマッサージ（らしい）。
今朝、私の金融ブレーンの一人から
「紹介したい人がいる」と言われてお会いした社長。
この社長は、
アロマを扱っていて、
社員には、「悟空の気持ち」の
ドライヘッドスパ認定取得施術者がいるそうで、
アロマを使ったヘッドマッサージを
サロンへの臨店講習でもやっているんだとか。
「悟空の気持ち」に行ったことないだけに、
「受けてみて〜」
と思いながら、話を聞きました。
昨夜、飲み過ぎただけに、
さらに、受けたいという気持ちが強かったですね。（笑）
もし、「悟空の気持ち」
ドライヘッドスパ認定取得者の
臨店講習ご興味ある方いたら、おっしゃってください（笑）
（東京圏なら、おつなぎしやすいかと）
今日の本題は、そっちではなくて、（笑）
この社長から聞いたり、そこで話題になった
セラピスト育成の体験談などから。
人材育成を紐解く、
ヒントになればと思います。
《 「大切にされ慣れている」 》
◆アロマを使っての・・・
ってのがミーティングの主題だったはずなんですが、
話は、人材確保や育成の話題に流れ・・・（笑）
いまの２０代以下の若い世代は、
「大切にされ慣れている」
というキーワードが出ました。
大切にされることに慣れている。
この言葉だけだと、羨ましいな〜と思いますが。（笑）
しかし、これが、
社会に出て仕事する段階になると、
社会性がないといことになる理由の１つでは。
そんな話になりました。
《 自分で自分を承認できない 》
◆この「大切にされ慣れている」ということと
「自分で自分を承認できない」
だから
「他者からの承認を求めすぎる」
ということには
つながりがあるだろうという話。
私自身は、子供時代を振り返って、
大切にされなかったとは、全く思いませんが、
「大切にされる」というニュアンス、意味が
現代の若い世代とは違うのかも、とは思います。
小学校２年生くらいで、
姫路から信州の白馬で行われたキャンプまで、
一人で行かされたり、
仕事で門司にいた父に会いに、
これまた一人で、姫路から行ったことがありました。
まあ、一人旅がどうという話じゃないですが、
今でも覚えているくらいですから、
ちょっとした冒険だったと思いますし、
その冒険を成し遂げたことで、
自分で自分を承認できた
のだろうと。
社会の危険性が増したということもあるでしょうが、
なかなか子供が冒険を成し遂げ、
自分を承認していくというプロセスは、少なそう。
それよりも、庇護のもと・・・
という感覚が、いまの大切にされるという意味合いですかね。
私も人間ですから、
他者からの承認は欲しいですが、
それは、仕事の結果の１つであって、
仕事に求めることではないので、
「大切にされ慣れている」がゆえに、
自分で自分を承認できず、
他者にその承認を求める大人になっているのだとしたら、
仕事するのは、さぞ苦しいだろうなぁ、と思うわけです。
自分の面倒すらままならないのに、
ボランティアに熱心になったり、
教職に就いたりしてメンタルが疲れるのは、
こういったことに原因があるのではないか。
そんな話が展開されたワケです。
自分を承認できる。
これが、まずは成長のスタートなのかも。
そんなことを考えた次第です。
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■ 編集後記
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昨夜、滋賀のサロンさんと
Webコンサルでお話をしていました。
今年に入ってからの新卒採用活動スタートでした。
それが、無事に内定が出揃って締め切りに。
コンサルで月に１回
９０分の時間枠で話をしているだけなですが、
そのおかげで採用成果が出たとおっしゃってくださいました。
こうやって他者から承認をいただくのは、
確かに気持ちがいいものです。（笑）
モチベーションも上がります。（笑）
ですが、それを得たくて仕事しているワケでもない。
ただ単に、
業界を変えたい、
一人でも多くの人の成長、変化変容を応援したい。
だから仕事している。
それだけなんですがね。
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