社員に辞めてもらうという決断をするとき。その条件は?
- 2018.02.21
- 新卒採用
《ダイジェスト》
「離職がゼロってのが、本当にいいのか?」「社員に辞めてもらうことにした」こういった話題になることが最近多くあります。離職の少ない会社になった方々は、このようなことを考えるタイミングが来るのでしょうね。そこで、社員に辞めてもらうという決断をするときって、どんな時か?またその条件ってなんだろうか?そういったことを考えてみました。
―――ゴールを見ているウサギ 1120号―――
<<<「人が集まる美容室」>>>
発行者 コンプラット代表 菊池研
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《目次》
■ 菊池研の近況
■ 本題:辞めてもらうという決断をするとき
■ 編集後記
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美容業界で、
5100日以上に渡って
スタイリストの育成
伸びる組織作り、
新卒採用などをテーマに、
累計3000社以上の
サロン様と取り組んで参りました。
この記事は、そんな菊池研が、
人材、お客様など
「人が集まる美容室」を目指す
美容室、サロン経営者の方、
経営幹部の方々や業界関係者の方に、
「採れない」
「育たない」
「続かない」
の”3ナイ”を解消するための
きっかけ、ヒントになればと、
気づきを毎日お送りしているものです。
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目次
■ 菊池研の近況
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昨日は、東京。
IMP東京Aコース
先月、大雪で中止になったので、
1ヶ月ずれ込んでまして、第4セッションが終了。
そして、夜は、
東京サロカンの9回目
でした。
前日の大阪と同じようなスケジュールで
デジャブ感があります(笑)
昨日の移動距離:500㎞
2018年合計移動距離:24046.9㎞
となりました。
ここから本題に。
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■ 本題:辞めてもらうという決断をするとき
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《 連日連夜、会社経営の目的を考える 》
◆月、火、そして水。
IMPでトレーナーをやり、
サロカンの大阪、東京で
オーナー、リクルーターの想いを聞き、
家庭教師サービスで、
コンサルや臨店セミナーをやり・・・
そして、今新幹線の中でございます(笑)
安定採用には、早期離職はない方が良くて、
それを追求すると、離職ゼロの会社を目指して・・・
そのためには、福利厚生、給与・・・お金が必要で。
となると、生産性が上がらないと、
長い間勤めてもらっても、給与アップができないし・・・
なんて、話を延々としていたし、
考えていたという今週です。(笑)
会社って、何のためにやっているのか?
ちょっと究極的な問いですが、
答えは、突き詰めると、
理念
なのであって、
売上をあげる
リテンションをよくする
生産性を上げる
給与を上げる
・・・
などなどは、
そのための条件だし、
目的を追うためのプロセスにあるものでしょう。
《 会社は続くという前提があるから 》
◆理念を追うには、
会社が存続し続けるという前提が必要です。
そのためには、
有無を言わさず利益が必要なわけ。
しかし、利益を上げるために
より長時間働きましょう
とか、
より多くの仕事をしましょう
というのは、ナンセンスで。
だとすると、
生産性上げるしかないよね
ってことになる。
《 辞めてもらうという決断になることも 》
◆生産性の高い「仕事の仕方」ってのも大切だし、
でも、
グーグルが発見した生産性が上がる鍵
は、「心の安全地帯」だったりするから、
社内の人間関係、関係性も重要な要素。
となると、
利益が続くように、
生産性の向上を追いつつ
そのために、仕事の仕方を見直し、
関係性をよくしていく
というのが日々の運営か、ってことになります。
つまり、社長も含めて、
利益が続くように、
生産性の向上を追いつつ
そのために、仕事の仕方を見直し、
関係性をよくしていく
ということに自分を合わせ、
変えていくことができない人は、
その組織にとっては、
いてもらっては困る人
ということになり、
辞めてもらう決断になるんだと感じました。
(再度書くと、社長も含めて、です)
しかし、
いてもらっては困る人
ってのが、本当に誰なのか?
それを見極めるには、1年、2年じゃ
わからないこともあるでしょう。
そして、人は変わることができる。
ならば、
とことんまで、諦めない
という前提も必要ですね。
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■ 編集後記
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ぐるぐると考えているので、
文章も、ぐるぐるした感じになりました。(笑)
「離職は、本当にない方がいいのか?」
「辞めてもらうことにしました」
こういった話に出会うたびに考えるのは、
組織というのは複数人数いるわけで、
なら、それぞれ違いがあるのは当たり前。
その違いは共存できるのがいいけど、
その前提は、
会社の目的に対して変わり続けることができる
ということ。
実際、成長、変化変容する人がいる一方、
自分にこだわりすぎて変われない人もいる。
なら、変われない人には
辞めてもらうのが平等なんだろうと考えます。
しかし、辞めてもらうという
寂しい結論にならないように、
採用や新人育成の技術
ってのは、必要なんですね。
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