新人の離職率と先輩の関わり方、デビュー期間に関係があるのか?
- 2018.01.11
- 新卒採用
《ダイジェスト》
新卒採用が有利になるには、学校の先生の協力が不可欠。そして、学校の先生が望んでいるのは、「早期離職率が低い」サロン。となると、離職率が低いサロンは、何をしているのか?気になっている方も多いかと。途中経過ですが、64社のデータが集計されています。数字のご紹介と、離職が低いサロンは何をしているのか?そのご紹介です。
―――ゴールを見ているウサギ 1079号―――
<<<「人が集まる美容室」>>>
発行者 コンプラット代表 菊池研
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《目次》
■ 菊池研の近況
■ 本題:その先輩、相談しやすい存在ですか?
■ 編集後記
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美容業界で、
5100日以上に渡って
スタイリストの育成
伸びる組織作り、
新卒採用などをテーマに、
累計3000社以上の
サロン様と取り組んで参りました。
この記事は、そんな菊池研が、
人材、お客様など
「人が集まる美容室」を目指す
美容室、サロン経営者の方、
経営幹部の方々や業界関係者の方に、
「採れない」
「育たない」
「続かない」
の”3ナイ”を解消するための
きっかけ、ヒントになればと、
気づきを毎日お送りしているものです。
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目次
■ 菊池研の近況
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本日は、東京。
マーケティングの打ち合わせ。
昨日は、
IMPの打ち合わせ
新人研修の内容の共有
などを講師の伊藤とやっていました。
そして、某クリニックの院長夫人と
ミーティング。
夜は、飯田橋で妻と食事して、
バーに行って、スナックに行って・・・
飯田橋の老舗っぽいスナック。
なかなかいい感じのディープな雰囲気でした。
いやー、やっぱり東京って
引き出しが多い街ですよね〜
昨日の移動距離:37.3㎞
2018年合計移動距離:1045.4㎞
となりました。
本日は、ここから本題。
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■ 本題:その先輩、相談しやすい存在ですか?
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《 64社の離職率集計結果 》
◆詳細は、社団一恋から、
会員サロン様にご案内があると思いますが、
(IMPご参加サロン様は、会員です)
皆様にお願いしていた
離職に関しての調査のデータが
途中集計されて、新春セミナーで発表がありました。
64社の方々からいただきました。
ご協力いただいているサロン様、
ありがとうございます!
ダイジェストとして、
簡単に数値や傾向をご紹介すると、
64社の
1年以内離職率は22%
でした。
うち、IMS経由で採用した学生の、
1年以内離職率は5%でした。
うん、低いですね、いい感じです(笑)
これが3年以内となると、
64社の全体では39%の離職
ですが、
IMS経由で見ると9%の離職
となっています。
うん、うん、こちらも、低いですね。
いい感じです(笑)
《 離職率とデビュー期間の関係 》
◆スタイリストデビューまでの期間と
離職の関係もグラフで発表がありましたが、
ポイントだけ書きます。
1年内の離職率とデビュー期間の関係は、
デビュー期間が短いほど離職率が低い
という結果でした。
つまり、早期デビューが
1年以内の離職率低減には効果的と言えそうです。
逆に4年以上のデビュー期間のサロンさんは、
1年以内の離職率が高くなる傾向が顕著でした。
これが、離職率との相関関係だけを考えると
どんなに長くても3年以内のデビュー
というのがデビュー期間として望ましいようです。
《 離職が低いサロンの取り組み共通項 》
◆いただいたデータの中で、
離職率が低いサロンさんには、
どういう取り組みをされているのかを
個別にヒアリングをさせていただいてもいます。
これも、まだまだ途中集計段階ですが、
問題が発生する前の関わり
というのが共通項のようです。
何か問題が発生してからスタッフと関わるのではなく、
問題がない時(平時)から関わりを持つことで、
相談をしやすい状況を作っておき、
問題になる前に、事前対応できるようにしておく。
これが、離職の低いサロンさんの
取り組み共通項となっているようです。
新人の育成となると、
日々、OJTで関わる先輩の存在が、
大きな影響を与えることとなります。
コンプラットの新人研修講師をやっている
伊藤と昨日打ち合わせをした時も、
OJTで関わる先輩の
新人への関わり力、スキル
で新人の成長スピードが大きく左右されているという
話を聞きました。
OJTで関わる先輩。
この先輩が、新人にとって
相談しやすい存在
となっているかどうか。
もし、あなたのサロンの
新卒離職率が高いようなら、
ここに改善点があるかもしれません。
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■ 編集後記
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企業が、サロンが成長する時、
人材は絶対に必要です。
ですから、
成長を促進する
成長を阻害しない
人材を採用できるスキルというのは、
サロンにとって、
最重要な無形資産
でしょう。
ただ、何事もですが、
スキルを思う存分発揮できる
土壌ってのも必要なわけで、
それが、
新人が育つ環境
ということかと。
ちょうど4月の入社に向けて、
受け入れ準備など進めている頃かと思います。
ぜひ、
OJTで関わる先輩が
相談しやすい存在になっているか
話し合ってみてください。
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■ ご提供コンテンツ&サービス一覧
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<セミナー音源>
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クレジットカード決済の方は
お買上げ後、すぐにお聴きいただけます。
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【ストレスを極限まで減らす美容学校営業】
(ダウンロード音源:約2時間)
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新卒採用を磨く3部作
【「先生面談、サロン見学、ガイダンス対策」の3種セット】
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イデア古澤氏のセミナー音源
【トップリクルーターが語る、採用できるサロンの作り方】
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【「ガイダンス対策」セミナー】
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東洋理美容の柴入氏のセミナー音源
【学校トップが語る、サロンの採用活動と業界の今後】
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